◆経過を簡単に述べます。


・2010年脳卒中発症


 ・2012年後遺障害の為仕事を失くす。投資の独学開始


 ・2015年実際の投資始める


 


◆投資を始めた動機は2つです。




1つは、重度の片麻痺障害者は労働だけで平均的な収入を得るのは難しいと感じたこと。




2つ目は、片麻痺障害者の労働に対して、職場の理解は著しく低いということです。


 


最初こそ同情されるでしょうが、実際に一緒に作業すれば、その動きの鈍さから、全体の作業効率が落ち、結局多くの人はいら立ち、醜いこと言いはじめるでしょう。




つまり、片麻痺障害者の労働は、報酬は低水準で、人間関係等で精神的にしんどいということです。


 



 


 

◆2023年度も 半年が過ぎました。 投資状況の報告をしてみたいと思います。


 


今回は 投資を始めて以降、利益(評価益)がどのように変化をしたのかをグラフ化してみました。




 


◆評価益の推移




最初の頃は評価益は順調に上昇しましたが、国内の企業や投資信託の割合が高く、しばらくすると伸びは鈍化しました。




そしてコロナ ショックです。 これで一気に、 評価益は 0近くまで急落しました。




それでも長期投資を前提としていたので、ここをチャンスととらえ、売ることはせず、米国、先進国のインデックス投資信託を買い増しました。




その後順調に回復しましたが、ロシアのウクライナ侵攻等で増減を繰り返し、2023年6月に再び上昇を始めました。


 




 


 

◆世の中には物価の動きとは違う動きがある




これを是非知っておいて欲しいのです。物価高で世の中が騒いでいた同じ頃、株価は上昇している。サイフの現金は減る一方ですが、証券口座の残高は増えている。




つまり、物価に対するリスクヘッジ以上の働きがあるということです。





 




◆投資も簡単ではありませんが




怪しげな投資のプロに相談すれば身ぐるみ剝がされる。


証券金融機関などに相談すれば、購入者に不利な粗悪商品を押し付けられる可能性もある。




基本、 自分で勉強していくしかない世界です。 自己判断、自己責任です。


 


ですが、YouTuberには確かな経験と投資観を持つ人も多くいます。




基本戦略を海外の書籍で学び、実践をネットで学べば効率的です。学びの環境は整えられています。


◆株式市場は、これからも乱高下を繰り返すでしょう。


 


私が始めた2015年からでさえコロナショック、ロシアのウクライナ侵攻があります。私の利益も先行きが保証されているわけではありません。


 


◆長期投資で年間5%のリターンを狙う


 


話題の書「21世紀の資本」の著者ピケティは、過去2000年の人類の歴史からして資本(土地や金融資産)収益率は年5%程度と結論づけました。


 


また、名著「株式投資」の著者ジェレミー・シーゲルによると過去200年の米国株の投資リターンは実質年率6.8%であったそうです。


 


つまり投資のプロでなくても、長期のインデックス投資ならこれは可能ということです。5%は物価上昇率を上回るはずです。


 


ですから投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットも、自分の亡きあと家族には、米「S&P500」の長期保有を勧めているわけです。


 


中途障害者のライフ・プランとして、労働と年金にプラスして老後資金のために長期のインデックス投資を、私はお勧めしたいのです。


 


 


 


 


 




 それじゃ~また