◆魚師の男が、脳卒中片麻痺になったことで仕事ができなくなり 収入がない。


 


「誰か 扶養してくれないだろうか」と、疎遠になっている兄弟を訪ねる旅を孫と一緒にする。


 




 脳卒中片麻痺の当事者としては、「こんな虫のいい話、上手くいくはずない」と、結果が予想できるだけに、何とも切ない気持ちになる。




 



仕事ができくなった元魚師にの仲代達也、その孫の春を徳永えりさんが演じている。過去の兄弟に対する行いの為、疎遠になり、引き受け手探しは困難を極めます。



◆仲代さんが、片麻痺役を演じているのですが、中途半端というか、軽度というか、なんとも手足の症状にちぐはぐさを感じるのです。映画として肉体のリアルな困難さにこだわるなら、仲代の片麻痺にもう少しリアリティがあっても良かったと思いました。


世話をしてくれる親族がある今の自分の幸運に、感謝の気持ちも湧きますし、そうでなくなった場合の困難さも感じさせてくれます。


◆しかし、徳永えりちゃんのがに股(もちろん演技です)が、素晴らしく魅力的なのです(笑) 私は、この役ですっかり徳永さんのファンになりました。




◆「生きる道、きっとある」がポスターに書かれたこの映画のメッセージです。

果たしてうまくいくのか・・・、後は映画をご覧ください。


 


それじゃ~また