自動車教習所の教官は退職しても教官のままでした。


しばらく障害者駐車場には進入側中央にコーンが立てられ駐車することが出来ませんでした。ガラガラの駐車場ですから好きな場所に止めてもよいはずですが・・。誰のために確保されているのでしょうか?少なくとも障害者は一旦車を降りてコーンをどかしてから再度進入する必要があります。車イスの人の場合ものすごく手間なことになります。


2~3日後、役所から電話が入りました「今まで通り利用していただいて結構です。もちろん許可を受けていただく必要も、使用料金も必要ありません。管理しているシルバー人材センターには話しておきました。コーンも取り除くよう言いました。不愉快な思いさせてすみませんでした」と言う事でした。


次の日、別の親しい管理人さん(同じシルバー人材の人)が私を待っていてくれました。

「すまんかったなあ~堪忍してや。あの教官には実は我々も困ってるんや。勝手に施設のあっちこっちを進入禁止や駐車禁止にするんや。我々が意見しても、お客さんが抗議しても頑として聞き入れない。自動車学校の教官のままなんや。」と言う事でした。


教官にもその後会いましたが、私にばつの悪そうな顔で時候の挨拶をしてきました。私も普段通りの挨拶した後

「役所の許可もらったんで、障害者用の駐車場使わしてもらいます」

「どうぞ、どうぞ、普段は誰も使いませんので、遠慮なく使ってください」

(やっぱり「普段から頻繁に使っていた私」を締め出すためのコーンやったんやな!)


前職のやり方を振りかざすこんな方いますよね。公園の施設管理規約で管理すべきだのに「道交法」を頑として曲げない教官。未だに自らの権力を見せつけようとやたら「禁止」する人。要は環境変化に対応できないのです。

それでいてこの教官は、真夏には駐車場でも何でもない通路の木陰に自分の車は止めるのだそうです。他の方はここに止められると大変迷惑するそうです。教官、ご都合主義でもあります。

 

 それじゃ~また。