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不適切求人 その2 [障害者として生きる]

【神戸新聞2018年11月2日】

 

前回と同じ「不適切求人」の記事です。


障害者雇用の水増しの問題も同じですが、彼らは建前と本音を見事に使い分けます。民間企業には罰則などで縛っても、自分たちだけは、いつも圏外で罰則なし。


私も障害者となった当初、市役所の窓口で市の1年契約の体育館管理の仕事を紹介された際「自力通勤できることが条件です。仕事は、管理と掃除などの簡単なものです」と言われてひどく驚いた経験があります。私はよたよたと杖を突いて女房に付き添われて窓口を訪れていたのです。


これだと女房に毎日の送り迎えを頼まないといけない。「掃除は片麻痺の私にはひどく難しいが、あなたがやっている窓口業務なら、私もできます」と言いそうになった。


条件は他にもあって「土日は必ず出勤する」ことです。これで一日8時間月25日働いて、給与は13万弱。生活保護基準とほぼ同じ。さすがに女房はやめてくれと言いました。


障害者には、役所の仕事さえ、こんな厳しいのかと、私はがっくりきました。


それじゃ~また

 

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