片麻痺障害者は自ら車の運転しても、人を乗せるのは避けたほうがよい [障害者の車運転]
私は障害者手帳でいう1種1級の片麻痺障害者ですが、地方在住で生活に車の使用は不可欠なこともあり自ら車を運転しています。
病後しばらくして運転を再開して7年余以上継続して運転していいます。 この間免許も3回更新し、ゴールド免許を維持しています。
同じ地方の同病者の中には車を運転されない方も多くいます。入院などを通して 親しくなったこの方達と外でお茶をしたい場合 があります。
運転されない人は、家での生活時間がだんだん長くなり、外に出たいという気持ちが強いのです。メール等のやり取りの中で、自然外でお茶でもしようかという話が出てきます。
当然、私が迎えに行きましょうとなる。幸い私の車は妻が私と同病(脳梗塞片麻痺)の義父を送り迎えするために購入したもので、乗り降りが楽なようになっています。
ところが、私のリハビリの姿など知っておられるそのご家族が大変心配されるのです。面と向かって拒否されることはありませんが、 非常に疑わしそうに運転に関して初心者にするような質問を色々されてくるのです。
まあ、これは当然と言えば当然の心配なのですが、私が口でいくら説明してもこの疑いが晴れることはありません。片麻痺でまともに運転できるはずないと、頭から思い込んでいて、改造や訓練、経験などまるで認めてはくれません。
家にいてばかりでは、気も滅入るだろう、たまには外に連れ出し、同病者同士でバカ話でもしよう。
そんな同病者に対する思いは、家族などからすれば余計なお世話であり、万一事故でも起こされたらどうしてくれると言う話なのです。
なぜか「こちらであなたの家まで連れていきますから」と言われる方もいます。
ですが、同病者を家に招き入れることは、転倒防止やトイレなど今度は我が女房が気を使い大変なのです。だからこそ外でお茶となるわけです。
結局、お茶が出来る待ち合わせ場所まで、お互いの車でに行くということになりますが、正直この時点で、しつこく私の運転に疑問をはさまれた相手の奥さんと話すなどカンベンです。疑惑の目で見られ、私も正直、嫌になってきているのです。
そんなわけで、我々地方在住の同病者が会うのは中々大変なのです。
しかし片麻痺障害者は、いくら自信があるとしても自分の車に他人を乗せることは、その家族の思いを考えると止めたほうが無難でしょう。
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