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◆「薬のやめどき」医師長尾和宏著
先生の主張は「薬は幸せな人生にどこまで役に立つのか。 そのためには やめどきを間違えないことだ」ということだ。
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薬のやめどき
- 作者: 長尾 和宏
- 出版社/メーカー: ブックマン社
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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◆どうして多剤投与が起きるのか
臓器別 医療による細分化 、患者の高齢化 、さらに薬好きの国民性が重なり 、多剤投与による無駄な費用が増大し 、誰も止められなくなってきているだけだ 。だから自然増 と言うべきだ 。本当はもっと減らせる 医療費の中で一番 減らせる部分はまず 薬剤費なのだ。
◆医療のやめどきを知らない医師
「やめどき」といった概念があること自体 ほとんどの医者が知らない。
いや考えたこともない領域なのだ。みんな 始めることと、続けることばかり 研究している 。
降圧剤は死の直前まで飲むののか、 インスリン も死ぬまで打つのだろうか。実際はこんなことが行われているのである。
◆多剤投与に対する対策
長尾医師は薬は5種類までと主張されている。
国厚生省も 多剤投与対策を講じている。 6種類までの投薬 内服薬は処方箋発行料 発行料は 680円 だが 7種類以上のになると 400円へと 減額される 厚生省としては薬は 6種類まで と考えているわけだ。
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◆残念ながら脳卒中と心筋梗塞を起こしている我が身は薬を減らすことはかなり慎重になる必要があるということもわかった。
ただしこれから認知症、がんなど将来自分に起こってくるであろう疾病に関しては、十分参考になった。
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◆やめどきを考慮すべき薬物もしくは使用法のリスト(長尾版)
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【同病の三本松のおじさんの一言】
医師が薬ずけの憂き目にあっているのを、見て見ぬふりをしてるかのような状況だったら、この先今話題のチャットGPなにがしのAIに判断してもらいまっせ!
【返信】
ホンマです。AIに判断仰ぐ時代は来てますね。
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