リハビリ日記始めます

 

 

 

 

 

 

 

脳卒中片麻痺でリハビリをしていると、
同病者で比較的短期間で動けるようになった人の中に「私は死にもの狂いで努力したから、良くなったのだ」と公言する人がいます。
私は退院して1年程たったころ同時期に入院しリハビリしていた人に、リハビリ病院で久しぶりに出会いました。その時歩きにくそうな私をみて「○○さん（私のこと）は、さぼってばかりいるから、よくならないんや」と面と向かって言われたました。
私は、その頃、中枢性疼痛（視床痛）による痛みがきつく、何度訴えても対応の素振りさえ見せてくれないその病院リハビリに半ば見切りをつけ、自主リハビリに取り組んでいました。激しい痛みで、短時間づつしか睡眠がとれない状態の中、毎日室内リハビリに1時間半、室外歩行リハビリ1時間程度を何とか続けていましたが、状態は一向に良くなりませんでした。

脳卒中の機能回復は、努力すればするほど良くなるといった単純で生易しい物ではありません。脳の損傷の部分と程度によって障害の程度、回復の速さは人それぞれです。他者と単純に比較できるものでは決してありません。
また、闇雲に努力すれば、痙性（ケイセイ）が強まり一層動きにくくなりますし、無理しすぎると中枢性疼痛が生じる可能性さえあると思います。

以上のような理由から私の個人的なリハビリ日記が、同病の皆さんのお役に立てるかどうかは、はなはだ疑問に感じますが、私は中枢性疼痛も経験し、痙性にも苦しめられていますので、反面教師としては、多少参考になるのではないかと、このリハビリ日記を書くことにしました。また、日常生活を改善するための実践的な動き、工夫等は、病院で出会ったセラピストは殆ど何も教えてくれませんでした。倒れた後の立ち上がり方、和室での生活の仕方、ドアの開け閉め、雨の日の歩き方等々、全て自分で調べ考えなければなりませんでした。こんな個人的な工夫もシェアできればと思います。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西行

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 ◆◇初雪の日

初雪の日（２０１７年1月14日）　柿の木に雀達が集まってきました。

タグ：リハビリ日記