(3)檀家との決別 [障害者として生きる]
(3)檀家制度との決別
檀家制度との決別
ある日、本家の菩提寺の檀家総代から、檀家料を支払えと言う通知が来ました。高齢の父親が支払ってくれないかと私のところに持って来て初めて知りました。
私の家は分家で葬儀を一度も出したことはなく墓もありません。父に「私が家も、本家の菩提寺の檀家なのか?」と聞くと「さーよくわからない、とにかく布施をしてほしい要望されたことは何度かあるが、檀家どうかはわからない」と何とも頼りないことを言うのです。
私は早速檀家惣代に連絡しました。「家は本家の菩提寺の檀家になったかどうかわからない。もし檀家であるなら、そのことを証明するものを見せてほしい」と要望しました。
数日後2人の檀家総代がやってきました、「お宅は寺の屋根の改修時、布施をしている。だから檀家だ」というのです。この話は私が小学生の時のことで、私もよく覚えていました。
本家の菩提寺は檀家が少なく寺屋根の大改修の費用の負担に大いに困ったのです。それで寺のある地域の出身者に広く寄付を求めてきたのです。そのとき「準檀家」と言った言葉を使って檀家の半分の金額(それでも50万)を布施として求めてきたのです。そのあまりにも高額さに両親が驚いて何度も相談しているのを耳にしました。結局本家とも相談し、要求額の何分の一か(30万程度だったと思います)を布施として差し出していたのです。
それを盾にとり、今度は檀家料を請求してきたのでした。この驚くべき、ずーずーしさ。私が逆に当時の事情を説明し、確たる証拠がないなら我が家は檀家ではないので、檀家料は支払えないと主張しました。
その後も何度か我が家にやってきましたが、どれも子供だましの証拠にもならなない書類ばかり。
それで、私はめでたく正式に檀家非公認を勝ち取りました。これで何所で、どんな宗派で葬儀しようと我が家の自由です。
それじゃ~また。
先日はありがとうございました。meganesaruさんに特典(?)
今度、私のプログを覗きにきてくれた際
右下に自己紹介欄がありますが、そこの☆印をクリックしてみてください。
アレッ? になるかも。
by 土田げんごろう (2017-10-23 14:32)
ありがとうございます。「知的な感」はある程度予想していましたが、予想をはるかに上回っていました。
by meganesaru707 (2017-10-23 15:17)