社会貢献(5)組織活動の光と影について [障害者として生きる]
社会貢献(5)組織活動の光と影について
私は、基本右巻きでも左巻きでもありませんが、ただ、この国を売るような人には憎悪さえ感じます。
今70歳を超えられた団塊の世代の方々、これはほぼ全共闘世代と呼べると思います。私はこの世代から10年以上遅れた世代ですが、社会的矛盾に目覚め、この国を変えようと勇敢に行動したこの世代の方々に対して強い尊敬の念も持っています。
それと同時に総括(そうかつ)という言葉で仲間を次々に殺し、自ら内部崩壊したこれらの活動を幼いころに見聞きし、このような政治的な組織に強い不信感も持つようになりました 。
また大学卒業後にあっさり転向し、恵まれた大企業や公務員といった社会の中枢に入っていった人に対し自らを裏切ったのか?という疑問ゆえの複雑な感情もあります。
前々回の記事で紹介した青い芝の会などでも学生運動に挫折した人たちが今度はボランティアとして参加しています。ですからその運動手法は良かれ悪かれ、かなり学生運動の影響が大きいと思います。
その後、マスコミ企業に入られた人たちの硬直した左翼思想や、今でも何らかの被害者が、人権派弁護士や市民団体と称する既存の政治団体に取り込まれていくことに強い嫌悪感と警戒感を持っています。
社会貢献と言っても組織化されたものに私は警戒感が強いのです。「組織活動の光と影」は必ず存在します。ですから社会貢献するために強い組織力が必要とも思いません。むしろ、ゆるやかなネットワークの方に可能性を感じています。
それじゃ~また
コメント 0