二十歳の原点 [映画・音楽・美術]
独りであること
未熟であること
これが
私の
二十歳の原点である
高野悦子著「二十歳の原点」
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もちろん高野悦子さんは五行歌を書いていませんが、高野さんの「二十歳の原点」を五行歌にしてみました。
私は、高野悦子さんの「二十歳の原点」を高校三年の時、初めて読んで、遅ればせながらビビッと電気が走るように、突然目が覚めました。
正直焦りました。スポーツしか知らない自分。「このままじゃアカン!単なるスポーツバカで一生終わってしまう」と深く反省したのでした。
「とにかく高野悦子が暮らした京都だ」と高校を卒業し京都にやってきました。それから本を貪るように読むようになったのですが、しかし「資本論」などいくら読んでもさっぱりわかりません。あまりにも自分の頭の馬鹿さ加減に嫌気が差し、唯一信頼していた女にも裏切られ、私は大いに荒れました。「未熟であること、独りであること」は、私も同様でした。そうしてJAZZを聞くようになり、酒もタバコも一人前に覚えた。思えばこの挫折が、私の十八歳の原点でした。
【同病の三本松のおじさんの一言】
当時を振り返ると、まじめな学生ほど必死に本やら友達を通じて、自分が何たるかを必死で探していたように思います。しかしそこに政治が入り込むと心のバランスみたいなのが崩れていく現実がありました。
【返信】
私の場合は、社会や家族等に対する憤りの出口を探した感があり、組織化志向の人たちにも違和感がありました。
それじゃ~また
追 記
後日読書体験を重ねるに連れて、難解な「資本論」、その上に日本語訳。そんな代物まともに理解できるはずないのです。当時はそれがわからず私は途方にくれていたのです(笑)。
またその行動のバカさぶりは周りの同級生にさえ呆れられおり、将来を不安に思った女が離れていくのは当然といえば当然なのです。ですが、私は私で将来の道を必死で探っていたのです。
私は、堀内孝雄さんの歌い方は好きでない。この曲のいいカバーないかな!?
大友康平は作りすぎ。今は坂本冬美さんが多少気に入ってます。ちあきなおみさんなら、どんな風に歌うだろうか・・。
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