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できない脳ほど自信過剰「パレカルトの万脳薬」 [お勧め本]

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池谷氏は東京大学薬学部教授で「神経の可塑性」を研究されています。


 

所で「神経の可塑性」とは脳障害のある我々には割と馴染みがある言葉ですが、正確にはどういったことを指すのでしょう。ここら辺りから整理しておきたいと思います。


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「神経の可塑性」とは


 

神経系は外界の刺激などによって常に機能的、構造的な変化を起こしており、この性質を一般に“可塑性"と呼んでいる。神経の可塑性は大きく3つに分けられる。


 

1つ目は、脳が発生していく時や発達していく段階にみられる可塑性。


 

2つ目は、老化や障害を受けた時などに神経の機能単位が消失するが、それが補填・回復されていく場合。


 

3つ目は、記憶や学習などの高次の神経機能が営まれるための基盤となっているシナプスの可塑性(synaptic plasticity)。


 

特に神経科学にとっては3つ目が重要で、その機構についても徐々に明らかにされている。記憶には、短期記憶と長期記憶があるが、短期記憶は主にシナプスでの伝達効率の変化により、長期記憶はシナプス結合の数や形態の変化により達せられると考えられる。



( 今西二郎 京都府立医科大学大学院教授/ 2007年)


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もちろん、我々にもっとも興味があるのは、言うまでもなく2つ目の「老化や障害を受けた時などに神経の機能単位が消失するが、それが補填・回復されていく場合」ですが、それでもこの本には、とにかく脳にかんする面白い話がたくさん書かれています。

 


脳のクセ、歩行メカニズム、いまをときめくIPS細胞、AI(人工知能)の話など幅広く論じられており興味はつきません。次回からカテゴリーをまたいで、具体的に内容を紹介していきます。


 



できない脳ほど自信過剰

できない脳ほど自信過剰

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/05/19
  • メディア: 単行本



それじゃ~続きはまた





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