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片麻痺障害者のための投資第2回 投資戦略の基本はライフプランによって決まる。 [脳卒中で廃業から、老後資金作り]

 


 

脳卒中片麻痺となって仕事を失うと収入が無くなります。ですから投資にあたって大きなリスクを取らないということが基本です。


 


もし十分な預貯金があれば投資する必要など全くないのです。給与収入等毎月安定した収入のある人達とも、投資戦略は全く違います。


 


投資はリスクを伴います。近年でも世界的にリーマン・ショックやギリシャ・ショック、チャイナ・ショック、国内でもライブドア・ショックなど大きな下落局面がありました。あっという間に投資資産が半分になってしまった方もずいぶんおられると思います。近年、金融システムは巨大ネットワーク・システム化しています。ですから無理は禁物なのです。


 

現在の預金でどの程度不足するのかその不足の程度に応じた商品を買っていけばいいと私は考えます。不足程度が低ければリスクの少ない商品、例えばインデックスファンドを先進国株式中心に分散し投資することになります。


 


私はFX、仮想通貨などへの短期投資(投機)は勧めません。私も全くやっていませんので、今回の投資のお話では全く触れません。それらを期待されている方には申し訳ないです。今回はあくまで私の長期投資の話をさせていただきます。また先物取引なども触れません。それは金融に十分な知識と興味がお有りの方がやるべきだと思っています。私は基本ほったらかしの長期投資です。





このように投資の戦略も、結局どの程度のお金をいつ必要かなのです。仕事をなくしていれば当然保守的な戦略な望ましいのです。中には投資して5倍になった10倍になったと馬鹿みたいな自慢話する人がありますが、そんな声に惑わされてはいけません。自分に合った自分のための投資戦略を考えるのが基本です。


 

その基本戦略を策定するためにもライフプランが欠かすことができないのです。今回はライフプランの話を少しします。


決して難しいものではありません収入と支出の損益計算と資産を計算すればいいのです。


 


ただ将来お金が足りなくなるのは何となく予想できるし、そんな机上のプラン通りにはいかんだろうと、とライフプランを作りたくないと思われる方もおられると思います。私もそうでした。ですが、ライフプランはあくまで目安づくりですが、目安として非常に役立ちます。何より将来に対する漠然とした不安感が軽減します。


 






上が、私が策定している簡易的なモデルです。まず年というのは年齢と西暦です2030年には何歳かというのを示しています。


 

私は58歳から89歳までの約30年間のライフプランを考えました。


 

支出は、まず「生活費」、「特別支出」はリフォームや車の購入費、医療や介護の費用です。「子供・親支出」というのは、子供は全て独立しましたが、私の母親と女房の父親の面倒を最後まで見る必要がありますのでそのための費用です。


 

収入ですが、「仕事」は会社顧問として収入ですが、わずかなものです。「特別収入」とは生保や損害保険の満期金などです。これに私と妻の年金収入が加わり「総収入」です。


そしてその「差額」を計算します。マイナスならばこれを預金でカバーするということになります。





ざっと計算して私は今後30年間で1億2000万の支出予定です。ゲッと驚かれるかもしれませんが、実は80歳からのからの10年間でこの内の40%の5000万を支出することを想定しています。これは私が片麻痺障害者で年々動けなくなる事態を予測してのことです。できればその前に亡くなっていたいものですが(笑)、そう思い通りにはいかないでしょうから、その対策です。


 

これが以外は20年間で7000万を支出予定です。


 

これに対し収入ですが、「年金収入」は私は障害基礎年金で非常に低額です。収入合計は7000万です。差引5000万円を資産から補填しなければなりません。ですから私の投資戦略は、この5000万を生み出す戦略です。投資額の年平均5%ぐらいの収益をあげれば、現在持っている資産(預貯金等の流動資産)を減らすことはありません。



最悪年1%程度の投資収益率でも何とかなりそうですが、私は平均年5%の収益を得ることを最大目標に投資戦略を組み立てることにしました。


 

それじゃ~続きはまた。


 

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H

突然のコメント失礼します。
先日母が右脳出血のため手術をして一命はとりとめたのですが少し話すようになって嬉しかったのですが性格も代わり、意味のわからないことを言うようになりとてもショックです。
もちろん人にはよると思いますがメガネ猿さんにとってどのような対応が元の自分を取り戻しましたか?(過去記事にてあまり性格の変化はなかったと書いてありましたが一応。。)
気持ちに余裕が無いため過去記事全てを読んでいないので既に記載されてたらごめんなさい、、
by H (2018-10-07 14:46) 

meganesaru707

コメントありがとうございます。私の場合、感情のコントロールが効かないというか、感情が暴走するといいますか。例えば、人が亡くなった話を聞いて笑いだしたくなったり、涙もろくなったり、急に怒り出したりと、周りは大変だったと思います。結局、時間が解決してくれたのですが、もう一つ、同病の方たちと冗談言い合って思い切り笑ったことも感情の安定には効果があったように思います。

もう既に読んでいただいているかもしれませんが、下記の「性格変容」の記事もご参考くだされば。

https://katamahino-ayumi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-19
by meganesaru707 (2018-10-07 15:25) 

h

URL記載の欄がよくわからないためおかしなことにっていたらすいません。
早速のお返事ありがとうございます!
毎日面会をするのは私だけなのですが毎日一喜一憂してしまっていたので嬉しかったです(その他白血病も治療中なのでリハもうまくいきません)
時間とともに、、ですよね。
こちらの記事は読ませていただきました^^ いろんな壁がありますが耐える時期ですね。
入院中にナースの対応にイライラした時の乗り越え方もありましたらアドバイスおねがいしたいです。最近母がイライラしています..
by h (2018-10-07 16:57) 

meganesaru707

これは私の観察なのですが、高齢の女性患者と女性看護士、高齢の男性患者と男性看護士の相性は、すこぶる悪い。つまり年代の隔たりがある同性同士は基本的に相性が悪いのです。まずその前提で考える。うまくいかなくて当たり前だから落ち込む必要はない。問題があるというより相性の悪さでイライラが募るということです。少し時間を置いたりして直接の衝突を避けていれば、ふとしたきっかけで良くなっていく場合もあります。心配しても、こればっかりは仕方ないと思います。せいぜい母上のグチを聞いてあげて下さい。
by meganesaru707 (2018-10-07 18:39) 

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