片麻痺障害者のための投資戦略(3) いくらに投資金額を定めるか [脳卒中で廃業から、老後資金作り]
ライフプランが定まれば不足金額がはっきりとしてきます。例えば2,000万円不足すると計算されたとします。現在1,000万の預金があるなら実不足額は1,000万です。これを投資により補填することになります。
さてこの1,000万を生み出すために現在の預金1,000万の中からいくら投資に回せばいいかということです。1,000万全てを投資に回すのにはリスクが大きすぎます。脳卒中後遺症で仕事をなくした場合などは、私は最大でも50%だと思います。これでも多いくらいですが、私は個人的には25%~40%程度がいいと思っています。
ひとつの目安として複利計算をしてみます。元金500万を年利3%で20年間預金(投資)するとすると 20年後に約900万円になります 。元金400万を年利5%で20年間投資すると20年後に 1060万になります。この様にシュミレーションしていけば、一定の目安が得られますす。この利率は具体的な投資商品を選ぶときにも使います。
投資額が500万なら20年後に2倍になれば目標額の1000万になります。20年では下落局面はあるでしょうが、投資では20年で2倍程度のパフォーマンスは大したことでありません。
一方大暴落が生じ投資が半額の250万吹っ飛んだとしますと1000万-250万=750万。ライフプランの修正必要ですが、車1台乗り潰したと考えましょう。
投資に回す金額を400万とするのであれば、2.5倍を目標にするわけです。そうなると年5%多程度のパフォーマンスが必要になり、少しリスクのある商品も購入することになります 。
【参考】複利計算サイト https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562
それじゃ~続きはまた。
【株の暴落】
先週から世界的に株価が暴落しています。ですが20年の長期投資を行う場合、こんな事は幾度も起こります。実際今年度に入っても、2月にも暴落がありました。ですから一喜一憂しないことが必要です。そのための長期投資戦略なのです。逆に暴落時は買い時とも言えるのです。何れにせよ、投資に際しては、メンタリティーも重要な側面です。
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