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旧東海道の難所「小夜の中山」 [片麻痺でも旅がしたい]

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国道1号線の掛川~菊川間は旧東海道とほぼ平行して走っている。国道は峠を迂回しているとも言える。


この峠の麓に位置する日坂を歌川広重が描いているのが上記である。やはり恐ろしく急坂である。

 
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現在も、車のすれ違いが出来ないほど道幅は狭い。が、隣は目に涼やかな茶畑が広がっている。

 

 

 

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「年たけてまた越ゆべしと思いきや 命なりけり小夜の中山」


この歌は、老齢に達した西行が奥州への2度目の旅の途中に詠んだ歌だ。現代語訳すると、


「年老いて、この小夜の中山を再び越えられるとは思ってもみなかった。命があればこそなのだなあ。」


私も 脳卒中で倒れ片麻痺となり、翌年には心筋梗塞。数少ない病前の趣味であった 車旅は諦めた。


それが、10年後に再開できるとは正直思ってもいなかった。

だから西行の感慨は、多少なりとも理解できる。

 

身体が回復したからではない。麻痺の身体に慣れ工夫を重ねることを覚えたからだ。

 

私達は脳卒中でも生き残った。きっと西行と同じことが、これから起きると思う。腐らず諦めず生きましょうぜ!

 
 
それじゃ~また
 
 
 
 
【同病の三本松のおじさんの一言】

村の公会堂で見た弥次喜多道中の映画で、赤ちゃんの泣き声がする丸い大きな石(夜泣き石)に弥次喜多さんがびっくりして逃げ帰る場面があり、幼かった私はしばらく道の脇にある大きな石から声が出てこないか耳をそばだてたものです。


【返信】

さすが博学です。私は夜泣き石は全然知りませんでした。しかし、耳そばたてられましたか。やんちゃなお姿目に浮かびます。

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