1.準備・車改造編 その2 運転席に乗り込めない!! [障害者の車運転]
車を改造し、さあこれから運転練習開始となったのですが、いきなり大きくつまずきました。
それは運転席に乗ることです。
左麻痺の場合に国産車の運転席に乗り込むのは非常に難しいのです。前回の改造の説明のように、乗りり降り用の手すりを運転席用上部に2か所モータースで付けてもらったのですが、これが役に立ちません。
ロープなども利用し色々な乗り方を試してみるのですが、うまく乗ることができません。
私の車はワンボックスカーのノアで運転席は高めの位置にあります。まず床に健足をかけて上がってもそこから体をひねって座席に座る動きがスムーズにできないのです。
左麻痺の場合に国産車の運転席に乗り込むのは非常に難しいのです。前回の改造の説明のように、乗りり降り用の手すりを運転席用上部に2か所モータースで付けてもらったのですが、これが役に立ちません。
ロープなども利用し色々な乗り方を試してみるのですが、うまく乗ることができません。
私の車はワンボックスカーのノアで運転席は高めの位置にあります。まず床に健足をかけて上がってもそこから体をひねって座席に座る動きがスムーズにできないのです。
そこから考え試しろいろやった結果(約1か月かかりました)、一番楽だったのが、写真にあるようにまず運転席に浅く横向きに腰をかけて健足を床に、手は車のヘッドレスに回し掛け、そこから一気に横向きに深く運転席に乗ります。その後に体の向きを変えて正面を向く。
私は身長172cm、これで何とか乗り込むことができます。身長が私より低い方の場合は台が必要となるかもしれません。
座席が低い車も、左麻痺の場合、まず横向きに腰掛、次に体をひねって正面を向く2ステップの動きがよいと思います。
ここで私は、すぐにエンジンをかけました。しかし、40年継続して運転し、ほぼ自分の手足だったハンドル、ブレーキ操作がスムーズにいないのです。
ブレーキの位置を必死で探す始末です。病気のせいでわずか半年ぶりの運転にもかかわらず運転感がすっかりなくなっていたのです。実際、危うくぶつけてしまいそうになりました。
運転席に乗り込んだとて、すぐに運転を開始してはいけなかったのです。
つづく
★☆脳卒中の、脳障害の部位と程度は人それぞれ、障害も千差万別です。私がうまくいった方法も他の人でもうまくゆくとは限りません。逆もまた然りです。
実際運転練習される場合は、あくまで自己責任でお願います。
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タグ:車運転
2017-02-11 01:00
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