脳卒中後の生活 元気が出る暮らしのヒント 1 [障害者として生きる]
前回おすすめ本で「脳卒中後の生活」紹介いたしましたが、
今回は特に私が印象深かった部分を読書メモより、ご紹介いたします
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■自分の生き方を考えることが、リハビリの重要なテーマである事に早く気が付いてほしい。
■障害と共に生きていこうと考えたら現状が分かり、不足する能力を補うために色々な工夫も生まれ、新たな能力を発見することにつながる。
■障害を認めないで「元通りになる」ことにこだわると、無益な努力と失敗を重ねることになる。何をやってもうまくいかないからリハビリを諦め、人生を諦めてしまうことになりかねません。
■障害とは一生の付き合いだから、これは出来る、あれは無理と、自分で自分の障害とか自分の持っている力を評価しないといけません。
■何がしたいか、そのためにどこを訓練するのか、目標も自分で設定しなければなりません
■ QOL(注1) に目覚める時期がありますよね。片手が動かなくったって人生大したことがない。いろいろな人生があるじゃないかと感じ始める時期がある。
(注1)QOL・・クオリティ・オブ・ライフ。
ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のこと。
■僕の場合手足は動いた方がいいけれど、人生における重大な問題やない。いずれにしても ADL(注2)は人生とか人間機能のごく一部にしか過ぎない 。
(注2) ADL・・・日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)
食事・移動・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す
■理屈抜きで自分の生活を満足のいくものにしようと思うしかない
■勝手な こと言うようだけど、定年より5年早く自分の時間が持てた。外国にも行ったし。
倒れていなければ、ずっと働き続けていたと思います。
私にとって旅行はリハビリの一つなんだけど、本当に色々な体験ができました。
人生に対する考え方も変わったと思います
■誇りを取り戻すには武器が必要。「書」利き手交換して左手で500時間集中訓練して作品
にも参加した。
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本当に驚かされました。あらためて今回、メモからブログに書き写していて、
共感できることばかりなのです。
この先輩たちの言葉から大きな影響を受けきたのか。
あるいは、病後7年それなりの経験を積んだということなのか。
とにかく、うなずく言葉だらけです。
先輩として後輩に「体験から出た言葉」を残しておくことの重要性にも気づかされます。
それじゃ~つづきはまた
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