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障害者を透明人間にする(5)美術館員の対応 [障害者として生きる]

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ここ数年、地方の小さな美術館に行くのが楽しみになっています。


絵画の数は多くないのですが、そんなに混んでいなく、一つの絵をゆっくりと鑑賞できるのが最大の魅力です。地方には、ピカソ、ミレー、ゴーギャンなどの作品を所有する美術館があるのです。


 

そこで一つ気がついたことがあります。


私が杖をついて、よたよた歩いているのを見て美術館の人が心配なさるのですが、それでよく女房に「大丈夫ですか?車椅子用意しましょうか」と声をかけてくださるのです。


 

私が障害者手帳を提示するなど、直接美術館の人と話している場合は、私に直接言われますが、大半は私の方でなく付き添っている女房の方に話しかけられるのです。これ不思議な事のひとつでした。


 

私の障害を見た上で女房の方に話しかけられているのですから、透明人間にされているわけではないのですが、どうして私に直接声をかけられないのか?女房の方に圧倒的に話しかけられるのか?これが私からすれば不自然に感じるのです。


 

ただ、親切でおっしゃっていただいていることは、よくわかるのですですから、私がそんなことで文句行ったり、怒るというようなことは、当然ありませんが・・・。


 

まあ、これも障害者に対する対応に慣れておられないからなのでしょう。私の障害者がどのような障害があるかということが、想像できないからなのでしょう。


 

私は、生来お喋りで、多く方と会話することが好きですので、非常に残念に感じるのです。何も訳のわからないことを突然言ったり、怒り出したりするわけではないのですから、できれば直接話かけて欲しいのです。小さな旅の楽しみも、そんなささいな会話から生まれると思うのです。


 

このうような場所で勤務される方には、障害者と一括りするのではなく、片麻痺などの身体障害者の特徴などもう少し知ってもらいたいと思うのです。


 


それじゃ~また


 

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