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柏木ハルコ作「健康で文化的な最低限度の生活」 [お勧め本]


◆柏木ハルコ作「健康で文化的な最低限度の生活」1~10巻読みました。いやあ~最近読んだ中で一番良かった、感動しました。


なぜ貧困は親子何代に渡り連鎖するのか。生活シーに即し展開されるストーリーで、心から納得させられました。身近なケースと重ね合わせることができて、非常にわかりやすい。


また貧困ビジネスにおいて、生活が貧窮した人が、闇ビジネスにからめとられ支配されるカラクリにも、きっちり焦点が当てられています。


柏木ハルコさん、画力だけでなく、相当な取材力だし、事の本質を捉える眼力が素晴らしい。

ネットで超人気の才人達。最近その発言の軽薄さぶりに、うんざりしていただけに、厳しい漫画の世界で長年生き抜いてきたプロフェッショナルな力量に、あらためて敬服しました。

 


◆もう30年も前、失業給付金の受取日に、ワンボックスから、人がぞろぞろ降りてきて怖そうな男がその車の前に立った。異様な光景だった。


闇金屋に、借金のかたに給付金取られるのかしらんと思った。それにしても1つの職安に結構な人数の集団だった。


今も昔も。闇ビジネスに食い物にされる構図は変わっていない様である。

だが、漫画のストーリー展開からすると、役所に務める主人公たちが、どうやらこの闇貧困ビジネス業者と戦うようなのである。次巻が楽しみである。


 

それじゃ~また。

 

【同病の知人 三本松のおじさん】


一方では、親ガチャ人種がのさばり、他方ではいわゆる弱者は社会の仕組みからなかなか抜け出せず、又そこを餌とするハイエナが群れ集う社会、いやな渡世だねえ~

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