親子の距離の取り方
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【神戸新聞 2023年2月3日】 |
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親子の距離の取り方というのは本当に難しいと思う、特に母親と。 動物は一般的に幼児の頃は大いに可愛いがり、大人に近づく早い段階で突き放す。それ以降は興味は示さない。明治期の日本もおおむねそんな感じだったらしい。 ところが戦争を経た近代、これがうまくいかない。愛情が必要な時期に十分でなかったり、付き放し自立を促す時期に、うまく突き放すことができない。 結果、親離れ子離れの失敗が起こる。ただ親の失敗はその親の失敗でもある。 庶民の知恵という伝統を失くし、情報過多で思考力を失くした現代人。一層親子関係は難しい。 この投稿者の方の様に、子の方で距離を置くことが必要に感じる。 |
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それじゃ~また |
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【同病の三本松のおじさんの一言】
夫婦の個性がそれぞれ違うように、夫婦の距離感も違って当たり前、ましてや親子関係ともなるともっと複雑なのに、過去のお上が定めた、こうあるべき家族観に幻惑されるのもどうかなと、理想を言えば親子同士が信頼関係で結ばれていれば、それぞれ自由な距離感があって当たり前、むしろこうあるべき的に規定してしまうのは今の流動化している時代にそぐわないような気がします。
【返信】
今身分制度はないので、お上の定めた親子関係はないと思いますが、それにしてもお手本がない、知恵がない。迷走してるのが現代の親子関係だと感じます。
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