回生を生きるその2 自己決定能力を高めることもリハビリの重要な目的 [お勧め本]
病気知らずだった私が脳卒中を機に医療や介護の機関とかかわりができました。そんな退院初期に私の家族が、訪問介護に訪れた元看護師さんに言われました「メガネさんは何でも自分で調べ、時々質問する。我々にとって非常に扱いにくい患者さんなんです!」ですから家族に質問しないように私は釘を刺されましたが、私は本当にびっくりした。例えば学校で、質問する生徒がやりにくい生徒!?先生の心情としては多少理解できますが、そりゃ報酬を得るプロとしてはあかんやろ。親御さんにそんなこと言えんやろ。
それ以降も様々なリハビリ治療を受け、この世界は世間の常識は通用しない甘やかされた世界だと心の奥でずーと思ってきました。
ですから上田敏先生の言葉に今度は逆に驚いた。自分で考え判断してもええんや。
以下私の読書ノートです。
私達は患者さんの自己決定権をとことん尊重しなければいけない。
それは、リハビリは患者が受け身では目的が達成できないから。
リハビリは患者さん本人が能動的に新しい人生を創造して行くものだからです。
あなたが選んだ山に、選んだ道で選んだコースで登るのだから。
その選択をお手伝いし自己決定能力を高めるのもリハビリの重要な目的。
皆さんどうですか、こんなリハビリ受けておられますか?
私は自分が受けているリハビリを思って悲しくなりました。
それでも自分で調べ自分で考え自主リハビリを続けていこうという気分は高揚しました。
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2016-12-26 01:00
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