テレビのスポーツ番組、お気持ちは? [その他(ブログ等)]
ここ何年テレビのスポーツ番組を最後まで見ることはありません。
選手へのインタビューのせいです。
「あの時どんなお気持ちでした?」「今のお気持ちは?」「お客さんに向けて一言」
いつもワンパターンで不愉快極まりないのです。
小学生の大会でも、プロの試合でも結局インタビュワーは同じことを聞いているのです
それも毎試合毎試合判で押したように同じことを聞いています。
サッカーの元日本代表監督オシムさんが「そんなに私の気持ちが、重要なのか?」と返答したことがありましたが、本当にそうなのです。
スポーツの試合には展開も、技術も、戦術も、偶然もある。それを楽しみに見ているのに
結局、すべて「気持ち」に集約してしまう。中継スタッフの方々「思考停止」に至ってないですか?
どんちゃん騒ぎの応援、「気持ち」「気持ち」のインタビュー。実況アナウンサーも「世界選手権3連覇」などと誰もが知っている形容を何度も何度も繰り返す。解説者は単なる応援団。私はもう試合以外には耳を塞いでしまいたいのです。それで消音観戦が多くなります。
監督の力量を知るのも、試合前、試合後のインタビューです。サッカーはネットで詳しく紹介されます。こちらは面白い。
多弁な監督が優秀なわけではありません。サッカーなど他人事のようにペラペラ分析する監督がいますが、「あんたは未だ解説者かい、なぜ自分の分析が結果に結びつかないのか、そこんところの分析をお願いします」と毒づいている私です。
ところでわが愛する阪神タイガース。最近の監督のM監督、W監督への開幕前ロング・インタビュー。一発でこりゃアカンワ!と期待が一気にしぼみました。野球を知らない我が女房も呆れている。言葉は恐ろしい。
「今日のリハビリ中は、どんなお気持ちでしたか?」「今日のリハビリを終えられた今のお気持ちは?」
(吠え)それがどうした!「自分の気持ち」など、いくら考えていても回復などせんわい!
まあ誰もインタビューしてくれませんが(笑)患者同士でもこんなバカなこと聞かないですよね。
それじゃ~また。
タグ:スポーツ
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