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「脳卒中片麻痺を生きる」(1)社会学者の鶴見和子さんの一日 [障害者として生きる]

 

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今回から何回かに分けて「脳卒中片麻痺を生きる」として、社会学者の鶴見和子さんにご登場願います。

 

以前おすすめ本で回生を生きる」を紹介したのですが、今回、雑誌「サライ」の2000年5月18日号ののインタビュー記事をもとに、私が、同じ脳卒中片麻痺の視点から編集し、お届けします。

 

この時の鶴見和子さんは81歳、98年より京都宇治市の高齢者施設「京都ゆうゆうの里」に入居されています。本来、鶴見さんは学者さんですから、その言葉に馴染みにくさがあるのですが、今回はインタビューということで、口語に基づくわかりやすい文章です。

 


 

 

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どんな毎日を過ごしておられますか?


残された時間は短いし、何をするにも倍も3倍も かかります。 起きている間は隙間なく時間が埋まっています。


◆ 起きるのは5時30分から6時の間。 装具をつける前にベッドの上で手足の体操をして車椅子に移る。 窓を開けて換気し深呼吸します。

 

日常生活のすべてについて自分のできることできないことを見極めることが必要 。もしかしたらできるかもしれないということは工夫してみます。 少しでも甘えると体の機能がどんどん後退してしまいますから。


◆ 朝食後は歩く稽古を1時間。これは何があっても絶対に欠かせない私の日課です 。


◆午後は仕事であっという間に過ぎていき夕食が5時。就寝は9時から9時30分です 。明日着るものを用意し、腹筋、背筋の運動し、自分でもできる程度の足のマッサージをすると、もう寝る時間。 昼間はどんなに疲れてお昼寝をしないので毎晩気持ちよく寝れます 。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

毎日変わらず規則正しく、リハビリを生活に取り入れ、仕事時間も確保し、取り組まれています。80歳を超えてなお仕事や生活対する衰えぬ熱意、意欲といったものを強くお持ちであると感じます。

 

それじゃ~続きはまた

 
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 【同病の三本松のおじさんの一言】
学者と市井の爺との比較はおこがましいのですが、相違点は、昼寝とか、晩酌後のうっかり仮眠の影響で就寝時間が一定せず、それによって起床もまちまち、9時頃まで布団の中でゴロゴロはしょっちゅうですが、ただし少し自慢できる点は、毎日のリハビリ、できることとできないことの見極め、そして料理の手助け、洗い物、掃除そして2時間程度の歴史勉強および読書です。生活上の心がけは出来るだけ規則正しい生活です。

【返信】
いいですねえ。私も三本松派です。鶴見さんは尊敬してやまないですが、市井とはかけ離れた生い立ちです。そこに多少弱点もあると感じています。
 
 

 

 

 

 

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