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祈り [障害者として生きる]

   
   

木下晋さんの作品「祈心」です。

 

鉛筆で描かれています。

 

 

 


10年近く前、元大工の義父が脳梗塞で不自由になった手で近所のお地蔵さんに屋根付けました。そ
こに近所の人がお供えしています。

 

皆さん手を合わせ何を祈ったのか

 
 
やはり 庶民の暮らしには「祈り」があります。
それは世界に共通するように思います。

邪悪な人には欲望はあっても、暮らしに「祈り」はない。

それじゃ~また 
 【同病の三本松のおじさんの一言】
日々の暮らしに感謝する気持ちがなければ、義父さんさんが
されたような事は出来ないように思います。
見習いたい心境です。

【返信】
ありがとうございます。近所の草刈り、ゴミ拾いをしても
他の人には言わない。
それが積み重なってご近所に慕われていったと思います。
 
 
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語るのは、それからでいい [障害と自由句]



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経験や


人との交流が


少なく


言葉だけがフワフワと


達者になっていく


その言葉を持って


野や街に出てみたらどうか


若き人よ


語るのは、それからでもいいんじゃないか


小さな生活の破片に


やはり君の真の姿は現れる。


その破片を拾い集め


苦い思い噛み締めて


静かに語るのだ。

ーーーーーーーーーーー

 

今回は五行で収まりきれませんでした。

 

それじゃ~また

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 【同病の三本松のおじさんの一言】
残念ながら、最近の若者風情を見るに、素直に、無邪気に思いとか感情を言葉でぶつけてくるような若者が少なくなり、むしろ何もかもわかったような?こましゃくれた若者が多い気がする。スマホを捨て町へ出ようだ!

【返信】
二十歳の頃、全てがわかった気がする。そんな思いを持つものだと思うのですが、そこから社会に出て、現実には決断できない自分と向き合う。一般論、格言など何の役にも立たない。知っているだけじゃアカンことに早く気付いてほしいですね。
 

 

 

 


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半分燃え尽き症候群 [その他(ブログ等)]

 


 


▼以前、心の底に「無念だという思い」があると言いましたが、その一方で、やれるだけのことはやったとの思いもあります。

 

生活をかけて、時に震えながらでも、逃げずにチャレンジしたといった思いも持っているのです。

 

▼もちろん、 仕上げの段階で脳卒中により挫折して、結局完成形を見ずに終わった。刈り取りの時期を逃したという苦い後悔もあります。

 

ですが、もう数年続けていても完成も果実を手にすることも、結局なかったかもしれません。もういっぱい、いっぱいになったから倒れたのですから。


とにかく私の職業人生のステージは終わり、重度障害者としての次のステージが始まりました。


▼半分燃え尽き症候群ですから、新しいステージに際して、肩肘張って何かにチャレンジするという気負いはありません。かといって、これからの長い人生、時間消費だけの生活もなんだか寂しい。


そんな思いで、ブログ書いています。ここでも自分の生活記録残すだけではつまらないとの思いがあります。


「そんなお金にもならん事、熱心にやってどうするの!」女房や、友人達に、よく冷やかされています(苦笑)


▼ランキングサイトで上位に行くなど今更そんなバカバカしいことを目標にするつもりは毛頭ありませんが、出来れば、多くの同病者の方々とそのご家族に読んでいただいて、「少し役に立った!」、「面白かった!」と思っていただければうれしいですし、さらにネット上で交流できたら楽しいだろうなあ~、との思いがありせっせと記事書いています

それじゃ~また

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 【同病の三本松のおじさんの一言】
今や無念の思いを乗り越え、残された環境のもと、表現者としてのツールを最大限に利用して、自己実現への道を読者と共に考え、共感し、助けになろうと発信されている姿勢に頭が下がります。
【返信】
ありがとうございます。最高のお褒めの言葉です(涙)
 
 

 


 


 


 

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魅力的な老後をすごすため必要なこと 城山三郎 [障害者として生きる]


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魅力的な老後をすごすため必要なこと 城山三郎 サライインタビュー


作家の城山三郎さんはホンダの創業者本田宗一郎様をはじめ様々な経営者の方と交流をもたれてきましたその中で感じられてきたことを述べられています


[新月]魅力的な老後を過ごす人達の共通点


一、まずいつも生き生きしていること

 

二、現状に満足せずにあるべき理想の姿を求めていること


三、そして最後に卑しくないこと。地位に執着して引き際が醜いものも卑しさです

 

人生余熱あり (光文社文庫 し 13-3)

人生余熱あり (光文社文庫 し 13-3)

  • 作者: 城山三郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/09/13
  • メディア: 文庫


[新月]老後を迎えるためにはどんな姿勢が必要か


一、広い意味でのボランティア活動をすること。


世の中の役に立つこともしくは役立つと自分が信じられることをする。軽作業的なもので良いから世間体や体面にとらわれずそれまでと無縁な仕事をやってみる。


二、人間に対する興味や好奇心を持つ


人間観察などと気張らず、人間見物をする。人間ほど面白いものはないのですから様々な人間の姿を楽しむので。


三、老いの意識を持たないこと。


人は老いを意識すれば老い、意識しなければ老いないものだと痛切に感じています。


四、最後に勉強家であり続けること。


惰性で生きるのではなく、常に自分を新しくする。何かを学べば、新しい自分が見えてくるはずでから。

 

ーーーーーーーーーーーーーー


皆さんいかがでしたでしょうか!?

現役時代は、様々な手段を費やし競争してきたとしても、老後は潔(いさぎ)よく、清々(すがすが)しく行きたいものです 。


ブログ世界でも相変わらず、他人のテーマをパクってばかりのご老人がいますが、こんな人を「生涯卑しい人」と言うのでしょう。

 

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 【同病の三本松のおじさんの一言】
世間体、対面にとらわれず、人間の姿を楽しむ、老いを意識しない、常に自分を新しくする。のフレーズは人生を通して肝に命じておきたい姿勢です。

【返信】
仰せの通りです。
下り坂、別離も増えてくると思いますが、時に大いに悲しみ・感謝し、人に興味を失わず、時々を楽しみたいものです。
 

 

 


それじゃ~また

 

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【香月泰男美術館】山口県長門市 [小さな美術館、博物館巡り]


 


山口県の「香月泰男美術館」まで足を伸ばそう。


島根県大田市の三瓶山の西駐車場に着いたのは早朝だったので、時間の余裕ができた。



シベリア抑留のの絵画、玩具の人形。前々から香月泰男さんのファンだったので、その作品を直接見る事は念願だった。

 

 

 


4時間程かかって、山口県長門市の丘の上にある美術館の下に着いた。

そこからは急な坂道で、おまけに車止めがある。


しかし「車両乗り入れの必要な方は右側のインターホンをご利用ください 」との看板がある。「助かった!」とインターホンを押した。


しばらく待っていると女性が坂道を降りてきた。受付の方というよりも学芸員の雰囲気だ。


「今日は造園屋さんが伐採工事しており、途中にトラックが止まっているのでここから入るのは無理です」とつれない言葉。

 


「他に登れるような所はないですか」と食い下がった 


「ちょっと先にもう一箇所入るところがあります」

「目印がありますか」

「看板が出ています」

「どのような看板ですか」

「小さな看板です」

 質問をしてもめんどくさそうに、短い返事だけ。


仕方なくその小さな看板を目指した。宗教の家らしい案内板だった。

それで、ためらったのか。


しかしそこも急坂で、車が入るにはもうぎりぎりの幅しかない。

注意して何とか上がったが、民家が一軒あるだけで、その先の道はない。


私の間違いかと、30分余り周辺をウロウロした。そのうちさっきの女性が顔見せてくれないかと少々期待したのだが・・。



多くの来館者の一人にすぎない障害者のために時間を割くのはおそらく迷惑だったのだろう(当日は広い駐車場には車2台だったが・・・)

 

何より、香月泰男の作品を見てもらいたい、という熱意が全く感じられないのだ。

 


地方の美術館では建築等のデザイン性を重視し、来館者のことを考えてないところは多い。地域活性化のための観光の目玉にしようというのは分からないでもないが。


この美術館も丘の下に大きな駐車場があるが、そこから高齢者や小さな子供がこの坂を上るのは少々しんどいだろう。


人も施設も、人に優しい香月 泰男の作品世界に反していると思う。

 

 

 
それじゃ~また
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【同病の三本松のおじさんの一言】
以前美術館の建物で、機能性より吹っ飛んだような奇抜なデザインに違和感を持ったと書かれましたが、考えまするに、芸術というものは生活の身近にあってふっと安らぎを感じるものと定義すれば、かたや崇高なもので、身構えて鑑賞しないとお前たちにはわからんぞという傲慢さを感じさせてしまうところがありそうだ。
【返信】
この学芸員とおぼしき人、まさにそんな傲慢さ感じる人でした。仰せの様に、芸術は特異な才能のアピールの場ではなく、あくまで普通の人が共感できるものであってほしいと思います。香月さんの作品はそんな作品なだけに残念でした。

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