◆どうして多剤投与が起きるのか
臓器別 医療による細分化 、患者の高齢化 、さらに薬好きの国民性が重なり 、多剤投与による無駄な費用が増大し 、誰も止められなくなってきているだけだ 。だから自然増 と言うべきだ 。本当はもっと減らせる 医療費の中で一番 減らせる部分はまず 薬剤費なのだ。
◆医療のやめどきを知らない医師
「やめどき」といった概念があること自体 ほとんどの医者が知らない。
いや考えたこともない領域なのだ。みんな 始めることと、続けることばかり 研究している 。
降圧剤は死の直前まで飲むののか、 インスリン も死ぬまで打つのだろうか。実際はこんなことが行われているのである。
◆多剤投与に対する対策
長尾医師は薬は5種類までと主張されている。
国厚生省も 多剤投与対策を講じている。 6種類までの投薬 内服薬は処方箋発行料 発行料は 680円 だが 7種類以上のになると 400円へと 減額される 厚生省としては薬は 6種類まで と考えているわけだ。
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