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僕って何?(4) 5つの特性から考える【性格理論】 [障害者として生きる]

性格理論ビッグファイブ


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皆さんテストの結果はいかがでしたでしょうか。


「性格理論ビッグファイブ」について「人生の迷いが消えるアドラー心理学のススメ(向後 千春著)」により簡単に説明いたします

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人間の性格は、いくつかの特性によって分類できるのか、ということは長い間心理学の重要な研究とトピックでした。


現代ではこの議論は収束しつつあります。それは「ビッグファイブ」と呼ばれる五つの性格特性によって個人を記述することができるというものです。その五つはそれぞれの頭文字を取って OCEANと呼ばれています。


▼開放性好(O)・・奇心が強く、感情が豊かで、新しいことが好き。


▼勤勉性(C)・・自分で決めたことを守り、計画的で、冷静に進める。


▼外向性(E)・・エネルギーに満ち、活動的で、自己主張がはっきりしている。


▼協調性(A)・・思いやりがあり、優しく、他の人とうまくやっていける。


▼神経症傾向(N)・・感情的に不安定で、不安になったり、ストレスに弱い。


ビッグファイブ理論ではこの五つの性格特性の組み合わせによって、それぞれの人のパーソナリティの違いを描き出せると考えています。そしてそれを裏付ける研究データが蓄積されています。

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人は年をとるに従い、他人の介助を受ける可能性は高まります。私のように重度の片麻痺障害を持つ身は特にそうです。

 

介助・介護される方との良好な関係を保つためには、「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」の兵法の通りまず「己を知る」ことが不可欠と考えこの「己を知る診断シリーズ」を始めました。

 

実際入院してみると病室は「とんでもじいさん」に溢れかえっていました。これら頑固で気難しいじいさんたちは、コミュニケーション能力も著しく劣っていました。唯我独尊(ゆいがどくそん)で自分より偉いものはないと思いこんで、周りの人間の反感をかっている。

 

こんなじいさんにならないためにも自分の歪み・弱点に当たりをつけるのが、診断テストです。さらにこれにより相手の理解も進みます。

次回は「4つのライフスタイル類型」を紹介し、さらに今回の「ビックファイブ」との関係についても話しします。

 

【同病の三本松のおじさんの一言】
他人との関係性を築く過程として、自己を見つめ自己を知るのはその第一歩だと感じます。ただ先日新聞で曹洞宗のお坊さんが、自己を理解するには自己を見つめる事ではなく、自己を手放せ、自分を開けとおっしゃっていました。う~ん
【返信】
禅宗は座禅の手法、長時間の静的な孤立状態で人間に気づこうとしますが、西欧的な手法は観察・分析、論理ににより自己理解を求める。行きつく先は同じですが、個人的な修行を求められる禅宗より、西欧的な手法の方が現代人には理解しやすいと感じます。
 
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それじゃ~次回また。
 
 

 

 

 

 

 

 

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