僕って何?(5)「性格理論ビッグファイブ」と「ライフスタイル類型」の相関関係は [障害者として生きる]
性格理論ビッグファイブとライフスタイルの関係
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アドラー心理学のライフスタイル類型はこのビックファイブ理論とどのような関係にあるのでしょうか。下記の表は、重回帰分析により相関関係を表したもので、「人生の迷いが消えるアドラー心理学のススメ(向後千春著)」よりの抜粋です。
相関係数でなく、簡単に(+)(ー)で表されています。 ・(+)プラスの相関・・一方がプラスに働けば一方もプラスに働く関係 ・(ー)マイナスの相関・・一方がプラスに働けば一方はマイナスに働く関係
この関係は、重回帰分析ですので、当然データによってその関係性が実証されています。
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まあこれは常識的に考えても推測できます。 ▼(a )安楽でいたい人や( b)好かれたい人は、開放性(O)とか(C)勤勉性とはマイナスの関係で、(c)主導権を取りたい人や( d )優秀でいたい人は、開放的で勤勉な傾向にあると言う事です。 ▼(b)好かれたい人と、(c )主導権を取りたい人は、当然外向的です。
▼(a)安楽でいたい人( d )優秀でいたい人は、あまり外向的でありません。これらの人の関心は、あくまで自分に向いていますので、当然ですよね。 ▼協調性の面では、( b)好かれたい人は協調的であり、(c )主導権を取りたい( d )優秀でいたい人は協調的ではありません。 ▼さらに( b)好かれたい人は神経症的であり、(a )安楽でいたい人、ある意味お気軽な人は神経症傾向とは無縁と言う事です。
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このようにライフスタイルの類型はビッグファイブ性格特性モデルに対して整合的に対応付けることができるということです 。
私もライフスタイルテストでは、優秀型(優秀でいたい)でビックファイブでは勤勉性と開放性の数値が高く、外向性や協調性の数値は低く出ました。神経症傾向も低めです。 |
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それじゃ~また。
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