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海が、天の河!? 鳥取県の浦富海岸(NO-2) [片麻痺でも旅がしたい]



 

 

秋の日、鳥取県の浦富海岸(うらどめかいがん)は、山陰の日本海としては珍しく荒波であった。


地平線も左右にきれいに広がっている。キャンピング・チェアを引っ張り出して、ぼんやり1時間程海を眺めていた。




思い出したのが若いころ新潟市で見た波の荒い日本海。坂口安吾の記念碑が建っていることで訪れたのだが、思わぬ波の荒さに驚いた記憶がある。この荒海を詠んだのが、芭蕉の代表作の一つ。


荒海や佐渡によこたふ天の河




しかし、荒れた海を眺めていて、どれほど想像の世界で俯瞰(ふかん)しようとも、荒海が島との間の”天の川”などという発想は浮かんでこない。波がしらが、キラキラ輝いて星空を想像させたのだろうか?


史実などからして、実際に見た風景かどうかは、判断が分かれるらしい。


もし、実際の風景を眺めながらこんな発想できたのなら、芭蕉はやはり天才だ。


いずれにしても凡人には、海から「天の河」のことばは浮かんでこない。


ただただ、ため息である。

 

それじゃ~また

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 【同病の三本松のおじさんの一言】
荒海から芭蕉の俳句が浮かぶのはメガネザルさんらしいです。私は浦富海岸から因幡の白兎の物語を連想しました。
【返信】
アッ成程、そういえば白兎海岸近いですよね。

 
 

 

 

 

 

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