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果たして障害者の未来は明るいのか!?(12)生産人口の減少は、高齢者や女性、障害者にチャンスとなるのか!2 [障害者として生きる]

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◆人口減少と人手不足


これから高齢化社会の進展、人口減少と共に生産年齢人口の減少による人手不足が起こるとされています。このため政府は「一億総活躍社会」を提唱し、定年延長による高齢者や女性の社会進出、外国人労働者により生産年齢人口の減少を補うとしています。果たしてそれが高齢者や女性、障害者にとってチャンスとなりうるでしょうか。今回これを考えてみたいと思います。政府の言うように、事はうまく運びますかどうか。


 

◆ロボット社会


今後、AI(人口知能)を持ったロボット社会が予想されます。生産現場では一層ロボット化が進展するでしょう。さらにサービス分野でも、銀行の窓口業務があっという間に ATM に置き換わった様なことが起こるはずです。自動運転のタクシーはつい目と鼻の先でしょう。小売店もネット販売の比重が高まり、証券会社ももネット証券に変わって行くでしょう。


ですから簡単に人不足が訪れ、それによって収入が上がるとは考えにくいのです。


 

◆企業のロジック(論理)


企業は企業のロジックで動いています。高齢者や女性の労働力と言っても、結局、欲しいのは低賃金で働く多くの人です。正規社員を高賃金で採用したいとは思っていないはずです。


我が国は大企業と中小企業との二重構造を持っています。今後、中小企業の経営はよりコスト低減等厳しさを増すことが予想されるのです。





◆心地の良い嘘より、リアルが大事


こういったことを考え合わせても、高齢者、女性、障害者の収入が大幅に増加するとは考えにくいのです。政府は、個々人の所得を引き上げたいのではなく、国民トータルの所得を引上げることで、消費を増やし経済成長につなげたいと目論んでいるのです。つまり低所得の人が増加するのだと思います。


 


私は、障害者のこれからを予想する時、心地の良い嘘より、リアルな本当のことの方が大事だと思います。 政府の言葉は、いわゆるポジショントーク(自らを有利にするための発言)だと思います。


 

◆これからの課題


 

ですから、自分たちの収入をいかに確保するかを考えておかなければなりません。IT 技術の習得といったものは在宅勤務を考えても非常に大切であると思いますし、雇われるだけでなく、自ら仕事を生み出す能力も必要です。障害者のユーチューバー大いに結構です。


 

また、コミュニティーのありかたも重要だと思います。ネット上のコミュニティーも一つの場です。


 


 


 


 

それじゃ~また


 

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