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今年度を振り返ってお礼 [その他(ブログ等)]

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皆さん「片麻痺の横歩き」ブログをご覧いただいてありがとうございました。読んでくださる皆さんのおかげで、なんとか2年を超えて続けることができました。本当にありがとうございました。



それでは簡単に今年度の片麻痺生活を振り返ってみたいと思います。


1.リハビリ


◆5月から1か月のリハビリ入院。その後家庭用低速トレッドミルを購入しての自主リハビリ。歩行リハビリ特化型デイサービスへの通所、プールでの歩行リハビリなど、本年も色々やりました。


その成果が出たのか、秋口から歩くのが楽になってきました。リハビリの要点、無理せずリハビリを続けるその方法が8年目にしてようやくわかってきたのかもしれません。回復期退院以降では調子はかなり良い方で、あきらめず、投げ出さずリハビリを続けてきてよかったです。




2.ブログ



◆シリーズ記事


今年は、後半「はたして障害者の将来はあかるいのか」「障害者の新たなコミュニテイー・絆を探す」などシリーズ化して、障害者の雇用や収入、コミュニティーの問題を考えてきました。やや小難しく、とっつきにくく感じられたかもしれませんが、予想外に多くの方に読んでいただけました。


◆また、同病者の方の心に直接響く言葉ということで、同病者の方等の五行歌や遠藤滋さんの歌を紹介し、私も恥ずかしながら、五行歌を何作か詠みました。



◆同病の方をブログ記事で70回以上にわたって攻撃するという驚くべき事態にも日本ブログ村の脳卒中カテゴリーで遭遇しました。また内容が乏しい記事で、ランキング競争をする相変わらず人たち。ネタのパクリ専門で、念仏のように同じことを繰り返す人。ひたすら情緒的・観念的で幼児のように論理性に乏しい人。

 

私も脳に損傷を受けた身ですが、そんな私でさえ、そのあまりの幼稚さ、知的水準の低さ、病的さに驚かされました。

これが脳損傷の後遺障害というものなのか、それとも元々の資質か、よく分からない点はありますが、ブログ村脳卒中カテゴリーにも、多少嫌気が差してきました。


それで、かねてから構想していた私的な「脳卒中ブログ村」を秋より立ち上げました。私が、日ごろから愛読し、同病者に良いと推薦できるブログを集め、それに加えて毎日の脳卒中関連のニュースやtwitterrを集めたものです。

 

上の例に出した人たちとは違い、脳卒中のブログには、知的水準が高く知恵に溢(あふ)れ、また後遺障害に挫(くじ)けず生活されている日々の様子をつづった非常に優れたブログも多いのです。

 

 

 

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この新しいブログは、個人的にも良い効果をもたらしました。つまらん銀バエ記事(失礼!)など目にすることがなくなり精神衛生上快適になりました。

 

同病者ですけれども、残念ながら相手にしても仕方ない人が確かにいるのです。



ブログを始めるとき、少なくとも3年間は続けようと思っていたのですが、その3年目に入りました。来年度もこんな調子で続けたいと思います。まる3年が過ぎればまたその時考えます。

 

今年一年ありがとうございました。皆さん良いお年をお迎えください。

 

それじゃ~また

 

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果たして障害者の未来は明るいのか!?(13)トルクダウンはおきない!フリーランサーの時代 [障害者として生きる]

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このシリーズのここまでの話を、〆たいとと思います。

 

まず 第一回で お話しした「トルクダウンはなぜ起きないのか」について 経済学者の 野口悠紀雄先生の説 を紹介します 。わかりやすいよう多少説明を加えて要約します(週刊ダイヤモンド2015年12月19日号)

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◆なぜ企業の利益が増加してるのに 賃金所得は目立って増加しないのか? それどころか人件費をより 削減する方向に向かうのか。

このメカニズムは企業産業別規模別に区分してみないとよくわからない 。利益の源泉となった円安による影響は産業や規模によって大きく異なるからである。


◆まず円安の恩恵を受けている産業セクターは、製造業の大企業だ。 このセクターの企業の多くは輸出産業である。 円安で売上、利益が増加している。

 

一方で負の影響を強く受けているのがこれらの下請けである中小零細の企業である。

 


大企業の売上増は生産の拡大を伴わないため下請けに対する発注は増えない。他方で部品調達が低賃金の中国等海外に移行しているため大企業から国内の下請けに対する発注は減少している。だからトヨタ、日産等の大メーカーとその下請け企業では事情がまるで違うのだ。

 



◆ 円安によって負の影響を受けているもうひとつのセクターは 、非製造業の中小零細企業である。ここではこれはガソリン価格や電気代の値上げ等による売上原価が増大している。

 

従って これらの企業はやむを得ず人件費を削減しているのであって、決して貪欲で極悪非道のために人件費を削減したり労働者から搾取しているわけではな。そのような事態に追い込まれているのである。



人件費削減の大部分は正規労働者を減らして非正規労働者を増やすことで行われている。 非正規労働者は既に全体の4割まで増加しているが、それはそれはそうせざるを得ない条件があるからである。

 

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このようには我が国の産業の二重構造においては 中小企業の人件費はこれからも削減される方向で進んでいくと思います 。障害者の雇用が中小零細企業で増加するとは考えにくいのです 。

ですからこの点から見ても障害者の 雇用という事に関して、明るい未来を考えることはできません。

 


ただ一方で、 野口先生は、これからフリーランス社会になっていくと予想されています。(「超」独学法)。そこで、「フリーランサーや兼業を目指せ」とされています。要点は次のとおりです。

 

「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ (角川新書)

「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ (角川新書)

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/06/09
  • メディア: 新書

・フリーランサーの時代が来た

・10年後には、アメリカの労働者の半分以上がフリーランサーになる

・起業やフリーランスを容易にする条件の変化

・兼業や副業で準備し、定年後にフリーランサーに

・完全なフリーランスでなくとも、兼業・副業の可能性

・日本でも兼業を認める会社が増えている

・インターネットを通じてサービスを提供する


多くの人が、 企業で得られる賃金だけでは不足しますので、それを補うために何らかの収入を得る。そういったこと盛んになってくると予測されるのです 。


大変厳しい状況ではありますが、当然我々障害者にもそのことは考えておく必要があると思います。トルクダウンといった甘い幻想に惑わされず、自らの暮らしは自らで立てる。そんな気概(きがい)が必要なのです。

 

それじゃ~また

 

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ジェームズ・ディーンとイージー・ライダーの時代 [映画・音楽・美術]

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大人の美女と

男がいた時代


大人の唄があった
 
ジェームズ・スディーン
 
の目をした青年もいた

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12月は主に1950年~60年年代の古い曲を取り上げました。
映画や歌の世界に、正真正銘の大人の美しい女と男がいた時代です。
みんな個性的でした。今のアイドル全盛の世界とは全く違います。
そんな中に反抗と憂いの目をした青年ジェームズ・ディーンもいました。
さらに、1970年代になるとアメリカン・グラフィティ」「ウエスト・サイド物語に代表される青春映画が花盛りになります。
私の極めつけは「イージーライダー」です。オートバイでの旅とロックンロール。自由に生きる若者の姿です。
子供だった私は、これから迎える青春に大いに期待を膨らませました。当然、優等生にはなれませんでした(苦笑)
それじゃ~また

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