国は、自ら障害者雇用の積極的拡大示せ [障害者として生きる]
【神戸新聞2021年3月1日】
長年にわたり、水増し等ごまかし続け続けて、法定雇用率を守ってこなかった政府機関。
民間企業対しては、不足一人当たり月5万円を徴収し、おまけに特別指導と称し、企業名を公表する。こんなハチャメチャなことを続けていたのだ
今回は法定雇用率を守るだけでなく、それを大きく上回るような積極的な障害者雇用を成し遂げるべきだ。
そうでなければ、結局、国はペナルティーもなくごまかし続けるだけだとの、国民の不信感を払拭できないだろう。
障害のある人の親なきあと (2)成年後見人制度 その1 [障害者として生きる]
親のなきあと大きな問題になるのはお金である。
障害のある子にお金を残せたとしても。その管理をどうするかが重要な問題である。身近に親族がいるから大丈夫だと、単純に安心出来ないのである。
それは認知症の可能性のある我々全ての高齢者にも当てはまる。
最近、三姉妹間、四姉妹間の遺産相続争いを当事者から相次いで聞いた。
いずれも、非常に似通ったケースだった。幼少期より姉妹間で力の強い長女が、 親の財産を無理くり独占しようと、妹たちに 相続放棄を一方的に求めたのだ。
それは、遺留分や高齢の親を誰が最後まで介護したかなどに関係なく、親の財産の全てを長女が独占しようと計っているケースだ。すでに、預貯金などを押さえていて、司法書士等の法律家もバックについている(さすがに弁護士はいなかった)。
お金に関しては、親族といえども全く 油断はならないのである。
今後、経済格差は一層広がるだろう。そんな状況の中で、親族の中で欲深き人間が居れば泥沼の事態となる。
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前回紹介させていただいた渡部伸さんの著書「まんがと図解でわかる 障害のある子の将来のお金と生活」からの引用である。
次回成年後見人は、どんなことしてくれるのか具体的に話したい。
それじゃ~続きはまた
「60代で本当の夫婦になれる」苦労人野村克也さんの名言 [障害者として生きる]
【2021年2月19日神戸新聞イイミミ】
苦労人野村さんらしい名言ですね。はっきり言って私は野村サッチーは大嫌いでしたが、 悪妻は夫を育てるのでしょうか(笑)
でもこの言葉は本当にいいですね。恋愛の熱なぞ3年も経てば消えてしまう。ですが夫婦の仲というのは長い年月を経て、本当にいい味が出てくる。
私は脳卒中になって多くの高齢者夫婦と病院で同室になりました。この夫婦いいなぁ~と思うケースが数多くありました。
たとえ夫が失語でも、ふたりでテレビの相撲中継を見ながら楽しそうに笑っている。
「いつも仲いいですねえ~」と冷やかすと、「私たち昔は仲が悪かったけれど、主人が病気して、仲良くなったのです」とおっしゃる。
中年になっても不倫だなんだというやつの気持ちが私には解らない。
男の本能と言い訳する奴がいますが、「お前は猿か!」と言いたい。私もメガネサルを名のっていますが(苦笑)
胸のトキメキまでは否定しませんが、長い年月の末にたどり着いた、夫婦の心地よい日常を、一時のトキメキで壊してどうすんねん!ということです。
サルならトラブっても訴えられることはないが、人間は訴えられる。ヘタすりゃ女房もお金も両方失う。お気をつけあそばせである。
それじゃ~また
志を忘れず雨でも風でも自転車で 理学療法士 [リハビリ、入院・通所]
【2021年2月19日神戸新聞イイミミ】
常日頃から理学療法士の先生のお世話になっている私としては、グッとくる話です。
脳卒中の慢性期リハビリは、目に見えての回復は見られない辛いリハビリの日々なんですが、それでも、あきらめてしまえば、日常生活の質が落ち、挙句寝たっきりになる可能性もある。
ですから、こんな心やさしい頑張り屋の理学療法士の先生が、訪問リハビリで側にいてくれるなら、長期間の辛いリハビリも明るく前向きに取り組めるはずです。
しかし、リハビリ部門が亡くなることは、本当に切実で悲しいことです 。
それじゃ~また