「60代で本当の夫婦になれる」苦労人野村克也さんの名言 [障害者として生きる]
【2021年2月19日神戸新聞イイミミ】
苦労人野村さんらしい名言ですね。はっきり言って私は野村サッチーは大嫌いでしたが、 悪妻は夫を育てるのでしょうか(笑)
でもこの言葉は本当にいいですね。恋愛の熱なぞ3年も経てば消えてしまう。ですが夫婦の仲というのは長い年月を経て、本当にいい味が出てくる。
私は脳卒中になって多くの高齢者夫婦と病院で同室になりました。この夫婦いいなぁ~と思うケースが数多くありました。
たとえ夫が失語でも、ふたりでテレビの相撲中継を見ながら楽しそうに笑っている。
「いつも仲いいですねえ~」と冷やかすと、「私たち昔は仲が悪かったけれど、主人が病気して、仲良くなったのです」とおっしゃる。
中年になっても不倫だなんだというやつの気持ちが私には解らない。
男の本能と言い訳する奴がいますが、「お前は猿か!」と言いたい。私もメガネサルを名のっていますが(苦笑)
胸のトキメキまでは否定しませんが、長い年月の末にたどり着いた、夫婦の心地よい日常を、一時のトキメキで壊してどうすんねん!ということです。
サルならトラブっても訴えられることはないが、人間は訴えられる。ヘタすりゃ女房もお金も両方失う。お気をつけあそばせである。
それじゃ~また