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安全運転寿命を延ばすレッスン(2)視力と体幹 [障害者の車運転]




3.衰えていく視力をどう補うか

これも切実な問題だと思いますメガネに関しては遠近ではなく遠中ぐらいで適正に補正してくれる製品が良いということです。つまり前方遠くを見るのと、近くのメーターやカーナビを見る。この両方が必要です。

その他にも眼筋トレーニングの方法が書かれています。


 


 





4.運転に必要な体幹を鍛える


 


 
【誰でも速く走れる骨ストレッチ 松村卓著より抜粋】
誰でも速く走れる骨ストレッチ

誰でも速く走れる骨ストレッチ

  • 作者: 松村 卓
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


松田さんは45歳で自動車レース直前の練習中に時速380 km でスピンし大けがを負われた。そのリハビリを通して運転における体幹の重要性を認識されたそうです。


 

私も、片麻痺になって運転を再開した当初、カーブで体がブレて恐怖を味わいました。これが修正されるのに3年ぐらいかかったと思います。


 


幸い毎日歩行リハビリを続けていたこと、上記の「身体をひねる肩甲骨ストレッチ」を取り入れたことでで、体幹も鍛えられていたと思います。


 


特に、片麻痺だと肩甲骨が固まり、車をバックする時、体をひねっての後方確認がしにくくなりますが、この肩甲骨ストレッチを続けたことで、かなり改善されました。


 

松田さん本でも体幹を鍛える様々なトレーニング方法が紹介されています。 体幹を鍛えることによって正しい運転姿勢を保ち、アクセルブレーキ等の操作も容易になり誤操作も防止になるということです。


 





最後に高齢者になったからといって運転を学び、訓練しなくていいということでなく、華麗(加齢)なる運転を続け、安全運転寿命を延ばすために、心身の衰えを受け止め、学び、訓練を続けたいと思います。


 


 


 


安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!

安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!

  • 作者: 秀士, 松田
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: 単行本
それじゃ~また


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片麻痺を助ける文鎮(ぶんちん)・重石(おもし)色々 [片手で使う道具・住宅改修]

 


 


 

脳卒中片麻痺になってから、ピクリとも動かない左手をカバーするため、様々な文鎮(ぶんちん)・重石(おもし)を使ってきた。


 

主に本を読むときのページ押さえと、役所等から送られてくる書類記入の押さえとして使っている。


 

左の方の長いものは書類を記入するときに使う。


 

一番左は割れた定規と箸箱、文鎮で作った。線引きにも使える。詳しくはこちらをどうぞ


 

線を引く、書類を抑える


 

もう一つは古いノートパソコンのバッテリーである。これに滑り止めを貼って使っている。


 

他の小さなものは、本を読むときに使うものである。


 


単行本は、書見台に付属する押さえで、十分機能する。問題なのは 新書や文庫本である。下に大きめの本を挟んで、その上に乗せる方法もあるが、煩雑であり、書見台によりうまく機能しない場合もある。


 

そこで、水道部品のL型やT型の金属のジョイントを使っている。要はほとんど廃品の再利用なのであるが、様々な形や重さを試している。これが結構面白い。


 

それじゃ~また


 

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安全運転寿命を延ばすレッスン(1)「自分を善人と過信しない」「予知と伝達」 [障害者の車運転]

雑誌で紹介されていたこの本の題名に惹かれ、すぐ手に取りました。

著者は60歳を超えても現役レーサーであり、お坊さんでもある松田秀士さんです。


中途障害者にとって、車の運転は大きな問題です。

交通の便の良い都会での暮らしなら免許自主返納も考えられますが、私の様に地方暮らしだと、車がなければスーパーにも病院にも行けない。


しかし、適性検査に合格し免許を維持していても、長年の時の経過とともに、障害と高齢という二重苦による衰えは不可避です。新聞等で話題の誤操作による人身事故などは何としても回避しなければなりません。


この問題をどう乗り越えるかが、QOL(生活の質)の維持に非常に大切になります。これができなければ、私の場合は即施設行きです。


それでは、この本の内容を、私なりの解釈しご紹介します。


1.運転している自分が善人であると過信しないこと


よく運転時には人柄が変わってしまうということを言います。普段おとなしい人が運転中にはついカッとなって強引な運転をしてしまう。



それに加えて一般的に高齢になることで柔軟性を失くし頑固になっていく。さらに長い間運転していた自信といったものもあるでしょう



ですから「自分はいつも善人であり、いくつになっても冷静沈着に運転できる」といった過信を持つ。


長年運転を続けてきて安全運転を心がけてきているから大丈夫だと安心しないことが重要です。高齢になれば運転に関してメンタルも劣化することを強く意識しておくこと。これが大切です。


2.「予知ー>認知ー>判断ー>伝達ー>操作」の適正なサイクルを回す


自動車の運転は、通常、「認知ー>判断ー>操作」を常に繰り返している状態ですけれども、高齢者の事故を回避するために、さらに二つの要素を加えることが非常に重要です。


その一つが認知の前の「予知」です。もう一つは「伝達」という要素です。


高齢者や中途障害者はそれなりの運転歴を持っていると思います。この強みを生かすということでしょう。絶えず次を予測して、リスクに備える。

私も脳卒中で片手運転で、とっさの対応に自信がない分、飛び出し等次を予知することを常に心がけるようになりました。

 




もう一つの「伝達」ですが、高齢者(四つ葉)マークの車でウインカーウインカーを出さずに車線変更を行うドライバーを日常的に目にします。私の地方では、車線変更し止まってから、おもむろにウインカーをだす軽自動車を頻繁に目撃します。


『日々自動車を運転していたとしてもただ漫然と走り回っているうちは「慣れ」は、あっても「学び」はありません。運転を通して様々な経験値を積み重ねていくことことこそが運転者として成熟するための近道なのです』


『高齢者になって「今更さら」ではなく「今から」でも取り組むことが,華麗(加齢)なる運転への心がけです」』 

 

 

安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!

安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!

  • 作者: 秀士, 松田
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: 単行本

それじゃ~続きはまた


 

 

同病の三本松のおじさんの一言


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特別養護老人ホームまでの長い道のり(5)ついに特別養護老人ホームに入居できた [障害者として生きる]


Yケアマネージャーの親切なアドバイス



私たちは義父が満足しているなら、もうこのまま小規模多機能型居宅介護施設でロングショートステイを続けさせてもらってもいいなと思っていたのであるが、Yケアマネージャーは、私たちの立場に立った親切なアドバイスをしてくれた。


「要介護4になるとこの施設の費用も月1万円以上高くなるし、本人もここから特別養護老人ホームのデイサービスに行きたいと言っておられた」

 

「申し込みだけは、されたらどうですか。うちはあくまで繫ぎと考えていたので気になさらずともいいですよ。さいわい入居担当者は良く知っているので、事務手続きもスムーズに運ぶと思いますよ」





それで女房は、直ぐに早速特別養護老人ホーム(以下「特老」)出かけて行った。それはもう2020年の年末になっていた。


この特老は、申し込んでも50人以上待機しているということを他で聞いていたので、1人暮らしとはいえ入居まで1年以上はかかるだろうと思っていた。面接でもあまり手ごたえは感じなかった。


ついに特別養護老人ホームに入居決定


思いがけず、正月が明けてすぐに施設入居が認められた。この速さには本当に驚いた。


その後のYマネージャーとの間の書類の行き来もスムーズで、1月12日には入居することとなった。年末の初めて特老申し込みから、わずか2週間あまり。これまでと比べあまりの迅速さに、現実感がついていかない、「ホンマかいな!?」である。


結局、小規模多機能型居宅介護施設には3か月半お世話になった。




おわりに


特別養護老人ホームに入居出来たことで、義父は、看取りまでお世話になれることになった。


今回、幼馴染の紹介でYケアマネージャーを知ってから、状況はあっという間に好転した。


正直、ケアマネージャーによって、これほどまでに対応力が違うとは、思わなかった。問題解決能力、こちらの立場に立つ親切さ、ネットワークがまるで違うのだ。


30才近い年齢差からくる経験値の違いもあったろう。しかし今回は熱心さや、フットワークにおいても若い方が劣っているのだ。


ダメだと思ったら、早めにケアマネージャーを変えることも大切だ。


また、こちらもケアマネージャーに頼りきって待っているだけでなく、自分たちも主体的に情報を集め動くことも大切だと痛感した。


 

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片手で大型雑誌を読む [片手で使う道具・住宅改修]



 

 
雑誌を読むのには、写真の様なスタンドを使っている。これは、折りたたみ パソコン スタンド デスクでノートパソコンを置くスタンドだが、私は主に雑誌を読むのに使っている。角度調整ができて大変便利である。

 
少々かさばるのが欠点だが、角度調整も自由にできるし、軽く取り扱いしやく雑誌には最適だ。写真上右端はL字型の水道部品で、ページ抑に使っている。




ちなみに雑誌のページは、写真家土門拳(どもん けん)の紹介である(サライ2020年11月号)。
左上の五重塔の写真は、二度目の脳出血で車椅子生活になっていた土門が、執念で撮影した雪化粧の室生寺五重塔である。間違いなく土門拳の代表作の一つだ。
 
それじゃ~また

 


 


 


 

 

 

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