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足るを知り、いつ死ぬかわからないという気持ちで今を楽しみ、もって心を休める。 [障害者として生きる]

 


 
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今回は、高齢者医療に長く従事する医師であり、作家である久坂部洋氏のインタビュー記事からピックアップします。多少毒のある話ですが、現状を鋭く捉えています。

<週刊ダイヤモンド(2015年12月19号) 久坂部洋インタビュー>



【久坂部羊】

大阪大学医学部卒で老人デイケアセンター勤務の医師。介護負担を減らすため不要な手足を切断する

廃用身 (幻冬舎文庫)

廃用身 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 久坂部 羊
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/04/01
  • メディア: 文庫

「 廃用身」で作家デビュー「 悪医」で日本医療小説大賞を受賞。

 

 

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◆高齢者医療の現場に長くいた実感からすると長生きは決して良いものではありません。多くの人が長生きを望むのは今のまま長生きできるというイメージがあるからです。

 

 

実際はどんどん嫌なことが襲ってくるのが老後。 こんなになるとは思わなかったという声ばかりです。 機能も立場も美貌も知能レベルも家族も失い、嫌なことばかりが起こる。

 


◆ 良い老後を求め続けると切りのない地獄に陥る。

 

学歴も地位も経済力もないおばあちゃんが、にこやかに暮らしている一方、大学の先生や企業の社長だった人が、いつまでも頑張ったらなんとかなるやろと、根拠のない期待に振り回され不幸になってる姿をよく目にしました。

 


◆ 結局幸せかどうかは自分の心次第です。

 

同じ介護施設で同じサービスを受けているのに満足度の高い人と文句ばかり言っている人がいる。 人間足るを知ることが大事で、文句を言っている人は満たされているところに目が届かず、不足ばかりに目が行く。しかも年をとるほどそういう傾向になる。

 


◆若いうちから精神修行して多くを望まない感謝の気持ちを持つという人間性を育てておくと長生きも辛くないかもしれません。

 


◆私は、耳障りなことを言い続けてきましたが、 心地の良い嘘よりリアルの内容でも本当のことの方が大事です 。

 


◆だいたい良い老後みたいなものを求めるところから人は苦しみ始める。そのためにやらなければいけないことばかりが増え逆に今という時間を消費してしまう。 せっかくまだ機能が保ててあっちこっち出かけたり楽しめる能力があるのに、長生きするためのあれやこれやばかり振り回される 。

 


◆そうでなく、いつ死ぬかわからないという気持ちで今を楽しむのが、心を休めるのに大事だと思うんです。たとえ 早く寿命がきても「仕方ないその代わり楽しんだ」と思うえる 。

結局を早く死んでも仕方がないと思いながら 今を楽しむ という一見ふざけた方が有利なんです。

 


◆ 一昨年87歳で亡くなった私の父はなそうでした糖尿病でしたが食事制限もせず検査なんかするから気になるんだと検査をしなかった たまたま長生きしてめちゃくちゃが得した人生でした

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表題にもしましたが結局、足るを知り、いつ死ぬかわからないという気持ちで今を楽しみ、もって心を休めるということだと思います。

 

それじゃ~また

 
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同病の三本松のおじさんの一言


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