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片麻痺用の車改造(1) [片麻痺でも旅がしたい]

 


◆私の新しい車、Nバンが自動車屋さんに到着しました。


ここで片麻痺運転用に改造してもらいます。一人旅仕様でもあります。


◆色は黒色にしました。この色のボデイ・カラーは生まれて初めてです。


人生の終わりの始まりは、黒の軽バンで始まって、黒のロングボデイ高級車で煙になる予定です(笑)

 

◆ブラック・ボデイの主な理由の一つは、旅に出ることも想定していますので、昼間走行時に目立って、夜の宿泊地では目立たないためです。


またNバンと言えば、街中派はホワイトやイエロー、キャンプ派はグリーンを選ばれる方が多い気がしているのですが、私はへそ曲がりなのであえてこの色にしました 。

 
   
 ◆改装前の室内です。これからベッドやカーテンを備え付けます  
   
◆Nバンを選んだ最大の理由は、予防安全性です。
急発進や歩行者感知等の先進安全運転支援システムが標準装備されていることです。私の場合、重度片麻痺障害に加え、加年による衰えも考えておく必要があります。
◆田舎暮らしで車が不可欠な状況で、安全に対する投資を惜しんではいけないと思っています。
それじゃ~続きはまた
 

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片麻痺車一人旅(1)白山麓のホテルでの出会い [片麻痺でも旅がしたい]

◆それは、日本三名山の霊峰、白山の麓のホテルでの出来事だった。私と妻は観光のためこの地を車で訪れていた。30代の初めだった。


◆夕食時、レストランで隣りに座った初老の男性と、偶然言葉を交わし、思いがけず話が弾んだ。


その男性は、一人車で日本中を旅しているということだった。当時私には、車一人旅の初老の男性は珍しく、訪れた各地の話を、興味深く聞いた。

 

◆話の終盤になって、今まで行った中で一番良かったのはどこですかと尋ねた。


「東北の三陸リアス式海岸です」と即答された。そして素晴らしい所だから、一度行ってみてくださいと強く勧められたのだ。


 

 
 

◆翌朝、彼の多少くたびれたワンボックスカーを見送りながら、60歳になったら仕事を引退しキャンピングカーで、その東北のリアス式海岸を回ってみようと妻と語り合った。


◆それから20年、54歳で脳卒中で倒れ、重い片麻痺障害が残った。翌年には未曾有の東日本大震災。これでもうその話は完全に諦めた。

 

残念だけれど夢は叶わなかったのだ。

 

 

それじゃ~続きはまた

 

【同病の三本松のおじさんの一言】
旅先は人の情けが身に沁みると同時に、日常に沈殿していた素直な思いがふっと噴き出してくることがありますよね。心の開放から素の自分に戻るみたいな、これも旅の楽しさでもあるのですね。
【返信】
不思議な啓示が舞い下りてくることがあります。日常を離れどこかで回路がつながるからでしょうか?!
 
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看護師とリハビリ患者との意思疎通 <アイデア出し> [リハビリ、入院・通所]



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◆看護師とリハビリ入院している慢性期の患者との間の意思疎通は益々難しくなっている


看護師側は、多頻度のナースコール、セクハラ、暴力行為。患者側は、何事も病院都合優先、ルール押し付け、シャワー浴を許可するのに素っ裸にさせる性的虐待である。


◆一度肩の力抜いて、 どうすれば改善されるのかの アイデア出しを双方ですればどうだろう。 あいつが悪い、これが悪いと言い合っていても仕方ない。 


実現可能か不可能かとかは、横に置いといて とりあえず様々なアイデアを出し合うのだ。ポイントは数多くのアイデアを出すこと。そのため、批判しないこと。面白おかしく空想膨らませよう

 

 

◆わたしのアイデア1「評価制度を取り入れる」


お互いに相手を評価する仕組みを作るのだ。


まず、家族は退院時に、看護師を評価するのである。

できれば患者だけでなく家族も評価を入れる。


逆に看護師も患者を評価する。 複数人で評価する 。もちろん平等に家族も評価する。


これを看護師は 勤務評定に利用する。良ければ報酬アップである。

 

 

一方、患者は、態度が悪く大幅なマイナスポイントつけられれば、 次回は入院させない。あるいは条件付き入院とする。

 

 

◆如何であろうか、もっと突拍子もないアイデアが必要かも。


皆さんもコメント欄で参加してください。批判はなし。アイデアの多い人がチャンピオンです。

 

それじゃ~また
 
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 【同病の三本松のおじさんの一言】
お互いが評価し合うしくみを作ろうの提案大賛成です。先ず看護師の視点から逆に患者の視点から評価し合えば、おのずからなんであねんというところが出てくる、その部分を利害を超え、立場を尊重し合い、意見を述べ話し合う一つのツールになりえると思います。先ず自分は前回のリハビリ入院から、今の装具が自分にとって最適かどうかを見直したいので、協力お願いしますと、提案するようにしました。もちろん退院時に医師からどうでしたか?のフォローがありましたので、現状値プラス2点の評価でお答えしましたら喜んで張りましたしたよ。私からも提案です。慢性期脳卒中患者は、今の現状値をセラピストより知っています、だから改善したいところも認識しています。だからセラピスト、医師を悪い言葉ですが利用するつもりで提案し、協力を求めればよいと思っています。
【返信】
貴重な体験記ありがとうございます。慢性期患者のリハビリは、医師やセラピストに自ら提案し、協力を求め流れを作っていく。大賛成です。
 
 
 
 
 

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リハビリの結果と責任  [お勧め本]


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著者の池ノ上さんは49歳で交通事故で四肢麻痺になられました。事故前は自ら設立した会社を3社経営されていた方です。

この本の存在は、アマゾンでリハビリ関連本を検索し始めた頃から知っていました。ただどうしても読む気になれなかったのです。なぜなら、私が今まで受けてきたリハビリを「結果と責任」という視点で振り返れば、話しにならないレベルであることは自明だからです。情けない思いで気分が沈み込むのも嫌だなあという気が正直あったのです。

まして著者の池ノ上さんはいくつかの会社を設立し経営なさって来た方です。そんな方が、リハビリを民間企業と同じように「結果と責任」で評価すれば、どんな辛辣な批判が飛び出すのかこれは火を見るより明らかです。

そんな思いで先延ばし、していたのですが、ブログで「お勧め本」の記事を書き始めたのをきっかけに読んでみることにしました。いつものように印象深い記述を抽出し、わかりやすい様に多少書き換えました.
リハビリの結果と責任―絶望につぐ絶望、そして再生へ

リハビリの結果と責任―絶望につぐ絶望、そして再生へ

  • 作者: 池ノ上 寛太
  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 2009/10/14
  • メディア: 単行本
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■当初はリハビリのスタッフと言えば、我々患者からすればドクターの存在と同様に、ある種「絶対的」に近い存在だと信じていた。しかし、ずっとリハビリを続けてきて、それは必ずしもそうではないのかもしれないと思い始めた。いま自分が感じているのは、私が生きてきた世界とはだいぶ違うのではないかということを実感している。

■もっと言うなら患者に対して、もう少しきめの細かい管理が必要なのではないか。例えば患者や患者の家族を含めたお互いが掲げたハードルの高さを確認し合うこととか、リハビリの進捗状況を確認する際、どこかに落とし穴はないか?など警戒感とか疑問とかを頭に置いておくのである。企業では即金銭的損失につながるからこれは当然である。

■でもここのリハビリスタッフの方はそんな意識はお持ちじゃないのかもしれないね。歩行訓練しない理由を論理的に説明してもらうわけでもないしね。

■一番重要な会社で言うところの結果に対しての収支報告。いよいよ患者さんが退院するとき患者さんもしくはそのご家族が満足できるような気持ちで退院できるかできたかどうか。それは次の責任という段にすごく関わってくると思う。

■でも病院では、あまりそれを感じなかった。何かスタッフの方も淡々とされていて・・。時間が来ました。退院ですっていう感じがした。企業と違って結果が数字になって現れない。だからこそ責任の意識がより必要になってくるんじゃないのかな 。

■どの病院もリハビリ室は広いし設備も整っている。リハビリスタッフも大勢いらっしゃる。なのに、なぜこんなにスタッフの方達との一体感が感じられないのかね。私は感じているのは、スタッフの方々に情熱を感じないのよ。

■直してくれる気があるのだろうかと、疑ってしまいたくなる。 どこかビジネスライクで、商売ならビジネスライクも大いに結構なのだけれど、人間相手にねこんなものかねえ。仕事をする条件の中で「情熱」を除くことはできないと思うのだけど「情熱」とか「ヤル気」とかそんなの感じない。

■私はこれまで経過した病院でのリハビリも含めリハビリと言うトレーニングにとても失望していました。そのリハビリの世界もまた私たちが闘ってきた世界もどちらもメカニズムは同じと思うのですが・・・。スキルで満足している人は多分一生スキルだけで終わるのでしょう。また一方で業をマネジメントまで考える人は、業に対し幅の広い可能性を大いに感じる興味あるものと捉えられているのではないでしょうか。

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皆さんはどうお感じになりましたか? 

私は、リハビリの受け手は、「リハビリの結果と責任」を問うのをあきらめてはいけないと、あらためて感じました。
 
我々はどこまで回復するのか、限界も感じながらのつらいリハビリですが、それでも「結果と責任」を問う姿勢がなければ、リハビリは、毎回、単に時間消費、時間が来れば、はいさようならで終わらされてしまう。またセラピストに質問しても、専門用語ではぐらかされて、それでおしまい。
 
やはりセラピストに「リハビリの結果と責任」を問うべきなのです。そうでなければ、新たに脳卒中片麻痺になって、人生かけて真剣にリハビリに取り組む人が、また同じような目に合わされてしまいます。
 
セラピストからの「リハビリ計画書」の説明をしっかり受け、成果があったのかどうか、なければその理由を聞く姿勢を持つべきなのです。そんなことをあらためて感じさせてくれる本の内容でした。
 
私もまだまだ「吠え」続けます。 
 
 
それじゃ~また。
 
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 【同病の三本松のおじさんの一言】
医療の先生方が結果と責任を負わないのは、どうしてでしょう?。先生方が先生といういわば特殊の領域に胡坐をかき、患者も言われるまま、なすがままのいわばまな板の鯉になっているからでしょうか?そんな丸投げでは医療と患者の双方の進歩は望めません。まず患者からどこそこをこうしたいという要望を出すのが第一歩と考えますがいかがでしょうか?
【返信】
仰せの通りです。患者は突然倒れ、ほぼ予備知識がないまま急性期リハビリを受ける。回復期で少しリハビリが解ってきたなと思えば期限切れ退院。言ってしまえば、素人相手の気楽な商売です。ですから慢性期でリハビリ入院時はっきりと言おうと思うのですが、わずかな時間のリハビリだけ。でも諦めたら終わりです、機会を見つけて要望出すべきですよね。
 





 


 

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お父さんが、お金がないと訴えられていますよ! [脳卒中で廃業から、老後資金作り]


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◆私は脳梗塞右麻痺の義父を20年見てきました。障害を持つ身体の衰えは思った以上に急激でした。

 

◆そのうち、近所の人や入院した病院の看護師さんから、妻に突飛に電話が入るようになりました「お父さんがお金がないと訴えられていますよ!」

 

いぶかしんだ妻が、実父の通帳を見ると老後資金はわずか数十万しか残っていませんでした。

 

老後の貯えが、みるみる失くなっていく。恐れおののいていたのでしょう。

 

脳卒中片麻痺障害者は、健常者ほど長くは働けない。思ったより早く窮状は訪れました。

 

◆義父は元大工で職人気質「人生何とかなるさ!」で生きてきました。

 

でもお金は、どうにもならなかった。唯一の身内の娘は、自分と同病の片麻痺で無職の夫の介護をしている。だから娘にお金に困っていると直接は言えなかったのです。

 

後日、病院のその看護師は女房に言い放った「娘さんが引き取られたらいいじゃないですか」

 

片麻痺障害者の私を介護し、私の高齢の両親も住んでいる家に引き取るなど実際困難であり、義父がそんなことを望むはずもない。だが義父に、お金がないのも事実なのです。

 

  

◆SNSでは、同病の方が、毎日何を食ったか飲んだかをアップされている。懸賞記事や年末は宝くじ買う人も多い。皆さん豊かなんだなあ~と思う。

 

一方で、老後のお金に不安はないの?!とつい余計な事も思ってしまう。

 

高齢の両親でもいれば介護の問題も出てきます。直接介護しないまでも、費用負担を求められる場合もあります。

 

 

◆こんな不安を解消するためにも、私は長期投資を勧めてきたのです。これなら働けなくてもお金が作れる。

 

将来、介護の世話になるにしても、その時、お金は持っていないとあまりにも一方的に身内に迷惑かけてしまうことになります。

 

 

◆ただし投資は、自分で勉強しないと、金融機関などのカモにされる危険性が高い。

 

本やネット、Youtube等でコツコツ勉強し情報を集める。「天は自ら助くる者を助く」は、投資の世界でも同じことです。

 

 
◆義父、妻、私の老後の不安は、投資元金が、10年で倍増したたことにより緩和されました。

 

来年始まる新NISAでの、投資する商品も固めました。資金の流れをつくり、以降15年の長期投資に行いたい。

 

◆さんざん苦労かけた妻には、穏やかな老後を過ごしてほしいそれが最大の望みです。

 

◆お金は増やしても、私の自意識は最小化したいと思っています。

 

 

 
 
それじゃ~また
 
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