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安全運転寿命を延ばすレッスン(1)「自分を善人と過信しない」「予知と伝達」 [障害者の車運転]

雑誌で紹介されていたこの本の題名に惹かれ、すぐ手に取りました。

著者は60歳を超えても現役レーサーであり、お坊さんでもある松田秀士さんです。


中途障害者にとって、車の運転は大きな問題です。

交通の便の良い都会での暮らしなら免許自主返納も考えられますが、私の様に地方暮らしだと、車がなければスーパーにも病院にも行けない。


しかし、適性検査に合格し免許を維持していても、長年の時の経過とともに、障害と高齢という二重苦による衰えは不可避です。新聞等で話題の誤操作による人身事故などは何としても回避しなければなりません。


この問題をどう乗り越えるかが、QOL(生活の質)の維持に非常に大切になります。これができなければ、私の場合は即施設行きです。


それでは、この本の内容を、私なりの解釈しご紹介します。


1.運転している自分が善人であると過信しないこと


よく運転時には人柄が変わってしまうということを言います。普段おとなしい人が運転中にはついカッとなって強引な運転をしてしまう。



それに加えて一般的に高齢になることで柔軟性を失くし頑固になっていく。さらに長い間運転していた自信といったものもあるでしょう



ですから「自分はいつも善人であり、いくつになっても冷静沈着に運転できる」といった過信を持つ。


長年運転を続けてきて安全運転を心がけてきているから大丈夫だと安心しないことが重要です。高齢になれば運転に関してメンタルも劣化することを強く意識しておくこと。これが大切です。


2.「予知ー>認知ー>判断ー>伝達ー>操作」の適正なサイクルを回す


自動車の運転は、通常、「認知ー>判断ー>操作」を常に繰り返している状態ですけれども、高齢者の事故を回避するために、さらに二つの要素を加えることが非常に重要です。


その一つが認知の前の「予知」です。もう一つは「伝達」という要素です。


高齢者や中途障害者はそれなりの運転歴を持っていると思います。この強みを生かすということでしょう。絶えず次を予測して、リスクに備える。

私も脳卒中で片手運転で、とっさの対応に自信がない分、飛び出し等次を予知することを常に心がけるようになりました。

 




もう一つの「伝達」ですが、高齢者(四つ葉)マークの車でウインカーウインカーを出さずに車線変更を行うドライバーを日常的に目にします。私の地方では、車線変更し止まってから、おもむろにウインカーをだす軽自動車を頻繁に目撃します。


『日々自動車を運転していたとしてもただ漫然と走り回っているうちは「慣れ」は、あっても「学び」はありません。運転を通して様々な経験値を積み重ねていくことことこそが運転者として成熟するための近道なのです』


『高齢者になって「今更さら」ではなく「今から」でも取り組むことが,華麗(加齢)なる運転への心がけです」』 

 

 

安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!

安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!

  • 作者: 秀士, 松田
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: 単行本

それじゃ~続きはまた


 

 

同病の三本松のおじさんの一言


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