Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
SSブログ

障害者雇用率の改善を



ls-img20190204_17341652 (3).jpg

◆令和4年6月1日 法定雇用率達成状況は次のとおりだそうです。


民間企業は、法定雇用率 2.3%で  達成 割合 48.3% 。

国は、法定雇用率2.6%で達成率100%。 

都道府県の機関は 法定雇用率2.6%で達成率 93.3%。


◆公的機関の優位性が際立っていますが、国の方はメガネをかけた人も 障害者に入れるなど何十年も大ごまかしやってましたから。


それに国の法定雇用率の2.6%は低いんちゃいますかね。率先して障害者雇用を高める為には、 民間企業の少なくとも1.5倍、3.5%ぐらいは当然設定してほしい。

 

◆それにグラフも手前みそ、厚生省の資料では実障害者雇用率(上の図の線グラフ)は大きく改善してるように見える。


が、目盛りの最大値を10.0(10%)に引き直すと20年間で劇的な改善はない。最大値を100%とすると目も当てられない、ほぼ横這いでしかない。


官僚は、書類作りに長けているだけの様な気もします。誠に、残念!

過去の水増し反省してるなら、まず自分たちが率先して国の機関の法定雇用率を引き上げ、この問題に本気で取り組んでほしい。

 

それじゃ~また
 恐縮ですが下の にほんブログ村 の文字をぽっちと・クリック下されば励みになります。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
 
 
 

nice!(18)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

目標指向的・積極的リハビリテーション・プログラム [お勧め本]


20190126E382ADE383A3E38397E38381E383A3.png
  • ◆片麻痺のリハビリについて、ネット上でも「死に物狂いのリハビリで良くなった」とか「奇跡の回復」との言葉も見かけます。それはそれで大変結構なことだと思います。

  • ただ私を含め大多数の人間は、現実的には長期にわたっての少しづつの回復を目指さざるを得ない状況に置かれていると思います。

  • ◆そんな私達には別の視点、複眼も必要だと私は感じており、その思いがこのブログを開設するきっかけにもなりました。
  • ですから上田敏先生の次の文章には大変共感しました
回生を生きる―本当のリハビリテーションに出会って

回生を生きる―本当のリハビリテーションに出会って

  • 作者: 鶴見 和子
  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 単行本
  •  
  • 上田敏先生のお考え「目標指向的・積極的リハビリテーション・プログラム」のベースとなる考え方、コーピング・スキルズの紹介します。
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  • ◇リハビリテーションは障害(というマイナス)を減らすことばかりを目指すのではなく、むしろ残された、または隠れてはいるが開発可能な機能や能力(というプラス)を引き出し増大させることに力点を置く「プラスの医学」である。

  • ◇そのためには「機能回復訓練」(普通これだけが「リハビリ」だと誤解されているが)でなく障害による実生活上の様々な困難にうまく折り合いをて困難を困難でなくしていく技能(コーピング・スキルズ)の学習が大事である。

  • ◇そしてそれに同時に心の中にある障害ともうまく折り合いをつけそれに負けないようにしていく心の(あるいは魂の)技能(心理的コーピング・スキルズ)の獲得が必ず伴っていなければならない。

  • ◇私達は「機能回復訓練に」にとどまりがちな、本来の精神を失って形骸化した旧来のリハビリテーションから脱却して、初心に戻って再出発する必要を痛感し、それを「目標指向的・積極的リハビリテーション・プログラム」と名付けてその一層の深化と普及に努めているが、その重要なポイントの1つがこのコーピング・スキルズである。
  •  
 
  • ◆いかがでしょうか、私達にとり機能回復は最も切実な願いですが、皆で機能回復競争をしているわけではありません。障害の部位も程度はまちまちで、他人と比べられるものではありません。しかも道のりは長いです。


  • ◆障害を負ったことにより、隠されていた能力が幸運にも顔を出すかもしれませんが、コーピング・スキルズを磨いて、それなりに楽しく暮らせれば、隠された能力が表出さなくてもそれはそれで良いと私は思います。ただ障害を糧とした心理的変容は必要かと思います。


恐縮ですが下の にほんブログ村 の文字をぽっちと・クリック下されば励みになります。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村

それじゃ~また

 【同病の三本松のおじさんの一言】
特別に恵まれた人以外、大半の人は生きていりゃあ人生のあらゆる場面で困難に遭遇すると、逃げるほかはその困難に自然に何気なく、折り合いみたいな妥協を付けているようです。そうじゃないと生きていくのがしんどいですものね。地についた人間は案外しぶとい気がします。
【返信】
「地に足つけている人間は意外としぶとい」同感です。庶民は生命力を持っていた。戦って折れるのではなく、いなしていく、これが肝要かと思います。庶民派は
 
 

  •  







nice!(14)  コメント(4) 
共通テーマ:健康

自己決定能力を高めることもリハビリの重要な目的 [お勧め本]


tjznLvmfLNh2F431480895486_1480895733.jpg


◆病気知らずだった私が脳卒中を機に医療や介護の機関とかかわりができました。そんな退院初期に私の家族が、訪問介護に訪れた元看護師さんにこんなこと言われました。

◆「メガネさんは何でも自分で調べ、時々質問する。我々にとって非常に扱いにくい患者さんなんです!」

ですから質問しないように、私は家族に釘を刺されました。

◆私は本当にびっくりした。例えば学校で、質問する生徒がやりにくい生徒!?先生の心情としては多少理解できますが、そりゃ報酬を得るプロとしてはあかんやろ。親御さんにそんなこと言えんやろ。

◆それ以降も様々なリハビリ治療を受け、この世界は世間の常識は通用しない甘やかされた世界だと心の奥でずーと思ってきました。

回生を生きる―本当のリハビリテーションに出会って

回生を生きる―本当のリハビリテーションに出会って

  • 作者: 鶴見 和子
  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 単行本

◆ですから上田敏先生の言葉に今度は逆に驚いた。自分で考え判断してもええんや。以下私の読書ノートです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー 
◇私達は患者さんの自己決定権をとことん尊重しなければいけない。
それは、リハビリは患者が受け身では目的が達成できないから。
リハビリは患者さん本人が能動的に新しい人生を創造して行くものだからです。

◇あなたが選んだ山に、選んだ道で選んだコースで登るのだから。
その選択をお手伝いし自己決定能力を高めるのもリハビリの重要な目的。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆皆さんどうですか、こんなリハビリ受けておられますか?
私は自分が受けているリハビリを思って悲しくなりました。
それでも自分で調べ自分で考え自主リハビリを続けていこうという気分は高揚しました。


毎度恐縮ですが下の にほんブログ村 の文字をぽっちと・クリック下されば励みになります。

それじゃ~また
 【同病の三本松のおじさんの一言】
私はこれからもいいとこ取りで行こうと思っています。いいとこ取りも案外むつかしい。10歩前進9歩後退で大万歳、間違うと9歩前進10歩後退もある。スリリングで楽しんでます。
【返信】
脳は結局はブラックボックスだと感じます。どうすればよくなるのかは、学者、治療者とも現段階で明確にできない。だから少しづつ良くなれば万々歳です。
 
 
 

 


 








続きを読む


nice!(18)  コメント(2) 
共通テーマ:健康

夫婦は合わせ鏡・・いい夫婦の日に


-00000.JPG
IMG_20231104_114434-09.jpg

◆最近は、女房と面と向き合う など 食事する時以外はありません。 


それでも 気が付いたこと、いろいろ言ってくれます。





 ◆あんた 最近 顔色 いいやん!

 

年相応に顔面劣化してる私に向かってそんなこと言ってくれるのは 女房以外にはありません


身近に褒めてくれる人もいることの幸せを感じます

 


◆私もと思うのですが、これうまいなあ〜、相変わらず食欲旺盛やなあ〜ぐらいしか思いつきません(苦笑)  

 

  

 
もしよろしければ下の にほんブログ村 の文字をぽっちと・クリック下さい。当ブログを見つけて読んで下さる方が増えると思います。私も励みになります。
 

にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村 

それじゃ~また
 
 【同病の三本松のおじさんの一言】
私たち夫婦は高校の同級生でもある関係から、今でも仲間意識の延長戦の雰囲気、できるだけ相手の気持ちを害さないようにして、もともと口が軽いことを利点に何でも話をするように心がけはしています。
【返信】
本当に素晴らしいご夫婦です。三本松さんは頭脳明晰、奥様は聡明。ともに人を包み込む大らかさをお持ちです。それが高校時代に知り合われていたなんて、何て素晴らしい!
 
 
 

続きを読む


nice!(17)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

庶民の驚くべきリアル、漫画「ガバチ」。原作者の田島隆さん [お勧め本]

漫画「ガバチ」原作者 田島隆氏

私が初めて田島隆さん名前を知ったのは、故青木雄二さん風の漫画「カバチ」を愛読し出してからですが、原作者の田島隆さんが、どのような生い立ちなのかを知ったのは、テレビで偶然見たインタビュー番組でした。



衝撃的でした、そこで田島さんは広島で高架下に止めた軽自動車で寝起きし、働き勉強した壮絶な過去を語られていました。


それから田島さん原作の漫画が一層興味深くなりました。

田島隆さんの「一発逆転」人生

その田島さんの生い立ちを詳しく書いたのが【弱者はゴネてあがいて生き残れです】

 

 

 

小5で親に見捨てられ、飢えをしのぐためザリガニを釣って食べていたこと。

20歳で恋をして同棲、事件を起こし少年鑑別所送り。幸い保護観察処分で済んだ。その後結婚するも、生活苦等から離婚となります。

 

そこから夜逃げ、車中生活にまで追い込まれます。このどん底から田島さんの必死の努力が始まります。

 

働きながら法律職を目指して猛烈な勉強してまず海事代理士の試験に合格します。そしてナニワ金融道の青木雄二氏の取材を受けたことが縁で漫画原作者の道も歩むことになります。

まさに「一発大逆転」の人生です。

 


◆子は親を選べません。ひどい親に対する怒りに支配されて、曲がっていいて不思議ありません。むしろそれが普通だとも思うのですが、田島さんはそうならなかった。別れた奥さんが、欲しがっていたブランドの財布を、後にそっと贈ったエピソードに、私は思わず涙が出ました。

 

◆世を恨むどころか、逆に、法律を武器に人を助ける側に回った。実際、テレビの田島さんは、非常におだやかで誠実そうなお人柄です。青木雄二さんには、大阪風の「毒々しさ」がありましたが、田島さんには、そのようなものは感じられません。

 

漫画「ガバチ」のリアル

 

◆しかも田島さんが原作の「ガバチ」は、小説家が想像で作り上げた架空の物語など足元にも及ばない、庶民の驚くべきリアルが表現されています。

 

◆例えばDNAによる親子鑑定。これがどうして増えているのか、この漫画を読めば納得出来ます。そして安易な性の犠牲になるのは、いつも生まれてくる子供の側です。それを見事に描いています。

 

◆女は過去を上書きするなどと、したり顔で言う輩が多くいますが、安易で身勝手な親の犠牲になるのはいつも子供です。そんな警告も与えてくれます。

 

皆さんも機会があれば是非読んでみてください。

 

それじゃ~また

 
もしよろしければ下の にほんブログ村 の文字をぽっちと・クリック下さい。当ブログを見つけて読んで下さる方が増えると思います。私も励みになります。
 

にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村 
【同病の三本松のおじさんの一言】
バブルの時代ですね、きれいごとでは通用しない、いわば金をめぐるシビアな裏側社会をちょっとのぞき見したい欲求でテレビ、漫画で見ていました。いしだあゆみの痩せた崩れた感じと小林薫のこてこての全身金メッキされたようなリヤルな演技が印象的でした。
【返信】
TVは見てないのですが、いしだあゆみと小林薫でしたか!リアルという点では漫画家の取材力が、小説家の想像力上回っているように思います





同病の三本松のおじさんの一言


nice!(20)  コメント(0) 
共通テーマ:健康