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難病発症後、無心で仏を彫り続ける [障害者として生きる]


 
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【神戸新聞2023年9月4日】


◆「仕事でも趣味でもない ただ 掘り続ける。

お金をもらったことはない」


「仏像は顔が命 表情には彫る人の気持ちが現れる 

心が荒れたまま放っていたら出来上がった 仏の口が歪んでいた」


江戸時代の放浪僧であり仏師であった円空や木喰なども同じ心境であった

と思う。


長野さんは後縦靭帯骨化症という難病を発病した後に彫り始めた。

 

手足に麻痺やしびれ 痛みが現れる指定難病である。



◆「我行精進(がぎょうしょうじん)忍従不悔(にんじゅうふげ)

 

阿弥陀仏の言葉を胸に刻む


行く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし

 

たとえどんな苦難にこの身を沈めても、

 

さとりを求めて耐え忍び、

 

修行に励んで決して悔いることはない。


◆「お迎えが来るまで彫り続けていたい」


長野さんにとって彫ることは苦行精進であり、祈りでもある。

 
 
それじゃ~また
 
 
 
 

同病の三本松のおじさんの一言


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