式当日(3) 片麻痺喪主には家族葬がおすすめ [障害者として生きる]
◆式場では当日来てくれたお坊さんに挨拶し
お布施を渡すことが必要です。お坊さんは和室で控えられておりますので、 そこに挨拶に行きました。式場の担当者は靴を脱いで和室に上がってそこで挨拶して欲しいと言う事でした。しかし私の姿を見たお坊さんは、 状況を察し自ら入口まで来てくれました。「そこで結構ですから」の言葉で、私は立ったまま挨拶をし、お布施を渡しました 。
◆私の経験からすると、葬式になると、俺が一番偉いのだ
と、ふんぞり返って偉そうにしているお坊さんが多いので、これには驚きました。今回たまたま真言宗のお坊さんでしたが、そういえば、葬儀以外で真言宗のお坊さんに何人かお会いした経験がありますが、感じのいい方が多かったです。
◆その他にも式場の親族控室など和室が多かった
のですが、 姪っ子が気を利かせてしゃがんで私の 短下肢装具を外してくれるのです。私はいつも自分で外しているのですが、せっかく 姪っ子がしてくれるのですから、 ありがたくそのまま外してもらうことにしました。これは結構嬉しかったです。
◆片麻痺喪主の場合、和室の多い会場では
装具の脱着式や装着に時間を取られます。時間に迫られ俊敏に動かなければならない葬式では、これはハンディキャップです。この点でも家族葬の方が圧倒的に余裕があります。
◆親族は、私の家族 と姉の家族 、甥っ子、姪っ子家族
で、 十数名でしたが久しぶりに集まって、顔を見ながら ゆっくり食事をとれたことは大変良かったです。 一般葬の場合でしたら、一般参列者の対応がありますので親族同士はゆっくりとしゃべったりしているような暇はありません 。これだけでも家族葬をして良かったなと思いました。
それじゃ~また。