片麻痺障害者のライフデザイン [障害者として生きる]
ライフデザインの話を少ししさせていただきます。
◆ライフデザインは人生企画
ライフデザインとは人生の全体構想を立てる、企画する。 あるいは将来を予想することです。私はベースのライフプランを、毎年多少見直し修正するローリングプランを立てるようにしています。
◆ライフデザインは机上の空論か？
そんなものは、しょせん机上の空論だ。人生思い通りにいかないと、皆さん思われるでしょう。
実は、私も若い頃はそう思ってました。確かにそんな面はあります。私も脳卒中片麻痺障害者になることは、全く予想しませんでしたから。
しかし反面 、予想通りになり本当に驚かされるという経験も数多くしました。私は思ったことが、ほぼ実現するなどと言うつもりは全くありませんし、占いは信じません。しかし、時に、時期を含め恐ろしいくらい予想通りになることがあるのです。
ところで、思いがけないことは悪いことばかりだけでなく良いことにも起こります。人との出会いはその典型的なものです。思いがけない幸運もあるのです。
私は脳卒中片麻痺となったことで、それまでの人生では全く接点がなく一生出会わなかったであろう多くの人に出会いました。友人と呼べる人も何人かできました。
ライフデザインに話を戻しますと、私は、60歳で仕事から完全引退を計画していましたが、結局脳卒中で56歳で完全に引退することになりました。9割方は予想通りと言えるでしょう。そのほかにも独立開業や晩年はふるさとで暮らす事など当初は漠然と考えていたことが、その後実現するのです 。
世の中、「なんとかなるさ」で生きてきて、結局どうにもならないケースは多いと思うのですが、そういった事はなくなりました。
◆人生の不思議な周期
また、私は自分の人生を振り返ってみて18年ごとに大きな出来事があることに気がつきました。
18歳で家を出て、36歳で独立して会社を起こし、54歳で脳卒中で倒れふるさとに戻ってくる。１８年ごとに人生を変える大きな出来事があるのです。次は72歳、おそらく人生を終えることになるのでしょうか、まあそれもよしです。生き延びれば、その次は９０歳になります。
そんな周期でもライフデザインを考えています。
他の方からも、自分の独自の周期の話を聞いたことがあります。皆さんは、そんな周期がありませんか？
それじゃ～また
