蒼い旅／岸田智史

京都伏見のアパートの二階にに住んでいたころ、一階の角部屋で、ギターつまびき歌っている人がいた。何度も何度も聞かされたけど、いい曲だし、歌も抜群に上手い。近所の飲み屋でも噂になっていた「あの人だれや！？」

ある時、その歌声が突然ラジオから流れてきた。「蒼い旅」との題名も初めて知った。

当時、時々見かけたその人は、いかにも先生の卵といった真面目そうな人だった。

脳卒中後遺障害者であっても、知的な仕事は十分できる

 

私は脳卒中ブログ村で、一部のランキング争いをする人などを批判してきたわけですが、逆に素晴らしく知的な水準の高いブログも多くあることも述べてきました。

 

【関連記事】脳卒中ブログ村について（2019年1月23日）

強調しておきたいのは、多くの脳卒中後遺障害者は、決して知的な水準で劣るわけではないことです。

 

手前味噌で言うのではありません。脳卒中ブログ村でとりあげさせていただいているブログを読んでいただければ、直ぐに分かると思います。それどころか、素晴らしい思考力と人間性を感じさせるブログが多くあります。

 

このことをできるだけ多くの人に知っていただきたいのです。身体的な障害はあってもPCを使った業務などをこなせる人も多くいます。また病気を機に人間的に成長を遂げられている方も多くおられます。このような方々は、組織の中の人間関係において潤滑油になれます。

もちろん脳卒中ブログの中には、人間的に非常に幼さを感じさせるブログもあります。ですが、玉石混交は健常者の世界でも同様だと思うのです。

ただ、多くの方の誤解を招かない為にも、安易にネタをパクったり、バカなランキング争いなど止めていただきたいものです。脳卒中ブログランキングの信ぴょう性ばかりか、脳卒中後遺障害者全体の評価を下げていることにも気付いてほしい。

 

私は、脳卒中後遺障害者であっても、簡単で補助的な仕事だけでなく、知的な仕事も十分できるのだということを、できるだけ多くの健常者の人に知っていただきたいのです。

 

それじゃ～また