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【長期投資】アセットアロケーションとポートフォリオ分析を使いこなせ [脳卒中で廃業から、老後資金作り]

アセットアローケーション
ポートフォリオ分析


◆良く混同されるのですが、アセットアロケーションは、資産(アセット)の配分(アロケーション)のことです。これをより具体的な金融商品でリスクとリターンの2軸の評価表に置いたのが代表的なポートフォリオ分析です。双方「分散投資」を頭に置いた手法ですがポトフォーリオの方が多様な分析に使います。まずアセットアロケーションでリターンとリスクの大筋を設定し、具体的な金融商品をポートフォリオ上に置いて分析するといった使い方です。


◆日本株、先進国株、日本債券等の投資比率を決め、全体のリスクとリターンの最適化を計ろうするのがアセットアローケーションの使い方です。アセットアロケーションが投資成果を決めるとさえ言われる重要なものです。

 

この日本株の中で個別企業を例えば安全性、成長性の2軸で評価して表にプロットしてみるのがポートフォリオ分析です。


ポートフォリオ分析の評価基準に何を用いるかが、企業分析の腕の見せ所となります。大まかな基準は以下の3つでしょう


・収益性

・安全性(安定性)

・成長性(将来性)


代表的なものとして、収益性には売上高収益率、投下資本収益率、一株当たり当期純利益。安全性には、自己資本比率、一株当たり株主資本。成長性には売上伸長率、利益伸長率などがあります。


◆この他にも株価との関係を示す代表的な指標「PER」や「PBR」があります。

 

・「PER」その会社の株式が1株当たり利益の何倍まで買われているかを表す。

・「PBR」その会社の株式が1株当たり株主資本の何倍まで買われているかを表す。

 
◆私は戦略を評価する意味も含め海外売上高比率や業界シェアなどでも分析しています。

海外の売上高比率が高いとブローバル化の程度、成長性・将来性を推定できるとともに、外国為替の影響を受けるので、円安や円高によって利益が大きく左右されるリスクもある企業であることがわかります。逆に国内市場に限定し製品を多様化し、安定性を重視する企業もあります。ただし成長性や将来性は高くありません。どちらが優れていると判断するだけでなく、これらへの投資比率のバランスを取り、リスクを分散するのです。

 

業界シェアは競争環境などが推定できます。トップと2~4番手では当然戦略は異なります。


◆こんな風に多様な分析を行うのがポトフォーリオ分析の使い方で、上記の表は代表的なものですが、しかし大まかなの資産(株式、債券等)をただ単に4つの象限(エリア)に区分しているだけでは、投資に大して役立ちません。


 


◆長期投資において、アセットアローケーションとポトフォーリオ分析を使いこなすことは、他人に左右されない、自分独自の視点を持つ意味でも非常に重要です。単に言葉だけを知っていても意味はありません。

 

何度も繰り返しますが、脳卒中後遺障害で仕事を失くし、「お金」に働いてもらおうとするとき、投資のベテランでない限り「長期分散投資」が一番いいと私は思います。

 

それじゃ~また






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