ネタづくりをどうするのか(6)記事はしばらく寝かせておくべし [その他(ブログ等)]
前々回に述べましたように、私は エクセルを使って ブログ記事の月別予定表をベースに投稿しています。一月づつの投稿計画表を作りあげて、これに基づいて音声入力等で荒原稿を書き上げ、投稿前にもう一度原稿を見直す方法です。
これは書くことが大の苦手だった私の苦肉の策なのですが、意外なことに原稿の書き方としては間違っていないというか、案外理にかなっているようなのです。
今回も「忘却の整理学(外山滋比古著)」 から引用いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆原稿は風を入れて一晩寝かせてやらないと、うまい推敲にならない。 書き上げたばかりの文章を直後に読み返していたのでは良い推敲にはならない。 しばらく忘れる。風を入れる。寝かせるのは推敲の条件である。
◆寺田寅彦はエッセイを書いた最初の科学者である。 執筆を依頼されて引き受けると、その日のうちに書いてしまったらしい。書きたいと思った時、 しかも、締め切りはだいぶ先である。 圧迫感はなく自由にのびのび書くことができる。そうしてできた原稿を机の引き出しに納めて、締め切りを待ち、読み返した原稿を渡すという手順である
◆ヘミングウェイは作品を書き上げると、それを銀行の貸金庫に入れてしまう。 手元に置けばひょっとすると読み返したくなるかもしれないけど、貸金庫ではおいそれと出してくることはできない。つまり原稿を寝かせることになる。 ある期間が経ったら貸金庫の原稿を取り出してきて推敲を試みる。それで納得がいけば活字にする手はずを整える。もし、意に満たなければ、また、貸金庫へ寝に返すのである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書こうと思った時にすぐに書く。 そしてそれをしばらく寝かせておいて、その後推敲して仕上げる。 これが外山氏がオススメになられている原稿の書き方です。これはブログ記事を書く上でも参考に出来るのではないかと思います。
思ったときにすぐに書くは、現在スマホなどがあり、ずいぶん便利になりました。特に音声入力の精度が上がって入力はずいぶん楽になりました。
投稿前に寝かせることに関しては、twitterなどではさほど必要のないことですが、ブログであるテーマで書く場合に大切なように思います。
また、怒りといった一時的な負の感情に、流されて投稿しないという予防策になりそうです。何はともあれ、原稿は、一晩くらいは置いたほうが良さそうです。
それじゃ~また
怪しいおっさん、普段何してるの!? [脳卒中で廃業から、老後資金作り]
デイケアに行くと、そこの若いスタッフに「普段何してはるの!?」とおそるおそる聞かれることがあります。
通所者の中で圧倒的に「いい若いもん!」の私は、仕事もせず、特別な趣味もない様子で、どうも怪しい奴の部類なんです(笑)
正直返事に困るのです。ここらあたりの田舎の多くの老人は、畑に出たり、ゲートボール、TV(ドラマ、相撲等)です。でも私にはできないか、全く興味のないことばかり。
私が、デイケアで聞いている音楽のことをたまに聞かれますが、説明しても今度はスタッフが、?・・?となって会話にならない。
ゼネレーション・ギャップなど何事においてもギャップが激しいので、正直説明しても結局は変人扱いされるのがおちです。
どう説明しようかと色々考え、つぎのようにしました。
一時間目 読書の時間
二時間目 作文の時間
三時間目 株式投資の時間
四時間目 昼寝の時間
五時間目 室内リハビリの時間
六時間目 屋外リハビリの時間
放課後 お喋りか、屋外でひたすらボーとする時間。
夜間 音楽、TVの時間
これで多少は納得してくれます。
私としては「この時間割の中で、ご興味がおありのことありましたら何なりとお聞きください」なのですが、ややこしそうなので、結局誰にも何も聞かれない(笑)
仕方なく、私の方がスタッフが興味がありそうなこと聞き出して会話することになります。野球、柔道、旅行、グルメ、夫・妻のことなどです。結局聞き役です。ですが、冗談言いながら結構楽しい時間です。しかも、コミュニケーションの勉強にもなっています。
それじゃ~また
車での音楽再生、余りにも便利なトランスミッター [障害者の車運転]
FMトランスミッター Bluetooth
トランスミッターとは、 FM ラジオへ電波を飛ばして音楽再生に車のカーオーディオを利用しようとするものです。
以前からありましたが、雑音が入って使い物にならないという意見が多かったのです。
所が、今回が購入してみてびっくりしました。本当にクリアな音なのです。
スマホ、SD カード、 USB メモリ、音楽プレーヤーの音楽をカーオーディオで利用できます。上の写真の通り、私は「FM80.7」の周波数でトランスミッターからFMラジオに電波を飛ばしているわけです。
健常者の時は、車の運転が好きで、週末には1日数百 km 移動するようなこともありました。その時に音楽は必需品だったのです。
ところが脳卒中で倒れ、車の運転を再開しても音楽を聴く余裕はありません、何より運転に集中しなければならなかったからです。
数年経って、ようやく片手での運転に慣れてきて、再び音楽を聴くようになりました。そうなるとリラックスでき、頭もクリアーで快適です。
ただ車のオーディオでは 、古いCD ぐらいしか聞けなかったので、どうすべきかずっと悩んでいたのです。そんな悩みがこのトランスミッターにより一気に解消されました。
それじゃ~また