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果たして障害者の未来は明るいのか!?(9) 職場での障害者の虐待!? [障害者として生きる]

障害者への虐待!?


 

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【神戸新聞記事】


 

産経新聞の同様の記事に対するtwitterでの意見


 

◆弱ったら負け。悔しいけど。全員が善人なはずはない。障害者もやれる事はやる!健常者は理解しろ!別に優しくする必要はない。理解しろ!動物なら弱者を狙うのは当たり前や!でも人間なら理解しろ!人間なら。


 

◆障害の度合にもよるが、一般企業に採用をせい、といふのも酷。基本的に健常者と障害者とを同じく扱ふことは不可能。障害者の中にも、ややこしいのが多くあって、彼らを雇ふことでかへって、健常者を精神的に苦しめることもある。それこそが二次災害であらう。


 

◆これを阻止する双方からの聞き取り調査が必要ではないでしょうか?受け入れる側の方もプロでなければ対応に困る事もあるのでは、この結果を踏まえて双方が快適に働ける環境を作るように整備していくのも政府の役目だと思います。


 

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 さて「虐待」という衝撃的な見出しのついたこの記事をまとめてみますと、実態は「虐待」というイメージとは、多少異なります。


◆まとめ


□最低賃金を下回る時給で働かせるなどの経済的虐待が1,162人(88.8%)、暴言などの心理的虐待が116人(8.8%)、暴行や拘束などの身体的虐待が80人(6.1%)だった。複数回答のため合計は100%を上回ります。





□障害の種類では、知的障害489人(37%)精神障害452人(35%)身体障害272人(21%)です。


 

□業種別では製造業が最多50人未満の事業所が82%を占めており、1,000人以上は0.3%であり、圧倒的に中小企業で発生が多い傾向が顕著であった 。


 

これらを、まとめてみますと、50人未満の事業所で、知的障害者・精神障害を中心に、時給などの経済的虐待が9割を占めるということです。


 

□「虐待」という言葉で、この記事から大きな衝撃を受け、イメージをふくらませますが、多くは、時給などの経済的なものとなっています。中小企業の経営の苦しさも伺えるのです。


 


つまり経営的余裕の無さが、一つの大きな要因ではあると推測されるのです。特定の誰かの人間性に全てが起因するわけではないということです。製造業が多いということですが、メーカーからコストを下げる要請(搾取)を日頃から受けている中小企業が、コスト引き下げのため従業員の給与を引き下げ(搾取)している構図も浮かび上がるのです。より視野を拡げれば、グローバルな価格競争が今の状況をもたらしているとも言えなくはないのです。


 

□なお障害者虐待防止法によるところの、使用者による「経済的虐待」とは、「障害者の財産を不当に処分することその他障害者から不当に財産上の利益を得ること」となっています。


 

□障害者が働く場合、個人的、身体的な虐待も当然待ち受けていますが、それは極端に多いわけではありません。しかし経済的格差(虐待)は覚悟しておいたほうが良いということです。このことは障害者も現状として認識しておいたほうが良さそうです。つまり経済的格差社会で、働いても下層のさらに端に追い込まれる危険性があるということです。


 


 


 


それじゃ~また


 


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拘縮ケア(3)脳幹を損傷すると全身が突っ張る(除脳硬直) [障害者として生きる]

今回は、脳幹を損傷すると全身が突っ張る(除脳硬直)についてのお話です。


 



オールカラー 介護に役立つ! 写真でわかる拘縮ケア

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2016/09/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 今回も理学療法士田中義行先生監修の この書籍から引用、編集させていただいています。
脳幹は脳の中でも生命機能に直結する部位です。ここが脳卒中などで損傷されると四肢が突っ張ったままになる除脳硬直という障害が生じます。
 除脳硬直とは脳の損傷より手足が極度に伸びきっている状態です。適切なケアをしないと手足のつっぱりが悪化し拘縮に至ります。首の緊張も非常に強く後ろに反り返っています。
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それでも筋肉のこわばりを僅かながらゆるめ拘縮を防ぐことは可能です。除脳硬直の人の手足を突っ張りには抗重力筋が関係しています。

この原理はシンプルで要するに重力の影響を受け、筋肉が硬くなるということです。

 

重力の影響うける筋肉は抗重力筋といいます。特定の筋肉ではありません。機能を表す名称なので、その時々で場所は変わります。

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 仰向けで寝ている時は背中が、うつ伏せで寝ている時はお腹が、この体の下側の筋肉が抗重力筋です。立ってる時にも体の前側と後ろ側でバランスをとっています。
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そのため抗重力筋の影響を緩めることで、突っ張りが軽減されます。いつも同じ姿勢でいることで特定の筋肉が抗重力筋として働き続け固く縮んでしまうのです。私も朝、麻痺側の手足の激しい突っ張りを感じます。
それじゃ~また




 


 

 


 

 


 

 


 

 


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障害者を透明人間にする人(3)園長とのメールのやり取りその1 [障害者として生きる]

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園長 様

今日の午前中、テントでリハビリしていたメガネと申します。

今日は、私も多少感情的になった面ありました。申し訳ありませんでした。

ただ最初入ってこられた先生が私の存在を完全に無視したため、続いて入ってくる園児の誰一人私に挨拶してくれませんでした。


園児には、障害者を無視してその場所を奪ってもいいんだと、刷り込まれたことでしょう。教育とはそんな小さなことの積み重ねなんだと私は思います。

だから私は園児に聞こえるように怒ったのです。

あなた方がこの件に関して、今どの様な見解に落ち着かれたか私は知る由もありませんが、もし父兄の方々から子供が怯えている等の苦情が出ましたら、私は、どこへでも出かけて説明します。

              

 

 メガネサル


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メガネサル様


ご丁寧にご連絡頂き、申し訳ございませんでした。
 
 仰ることはもっともなことであり、後で担任達に確認すると自分達も園が借りているという気持ちや、またこの30分の空いた時間にこの競技をやろうとあせり、失礼な態度になってしまったと反省しておりました。



 私が子ども達を園に帰したのは担任との信頼関係や、また園児の中にも色々な家庭環境の子どももおり、家族の怒鳴り合いにより男性の大きな声にパニックを起こしたり、フラッシュバックを起す場合もあるので、その場から離れさせてしまいました。
メガネサルさんのお気持ちを無視した形になってしまい、本当に申し訳ございませんでした。

 園に戻って、子ども達に説明し、また職員にもどうすべきだったのか考えなおしてほしい、またいくら園で借りているとはいえ、使用されている場合は相手の方としっかりお話しをして出来る範囲でお互い譲り合いながらお借りしなければならないのではないかと注意させて頂きました。

 昨年私が職員にお願いした言葉に「傲慢にならず、謙虚な心で子どもと接して下さい」
だったのですが、メガネサル様が仰ったように職員には響いていなかったことを改めて実感し、
私も含めもう一度心を入れ替えて子ども達と向き合わなくてはいけないと思っております。


 今回のことは本当にこちらの失礼な態度が招いたことであり、今回のことでメガネサル様の体調に影響が出たのではないかと気になっております。(父=脳卒中片麻痺も気分によっては血圧が上がったり、体調が悪くなっておりましたので・・・)

 

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それじゃ~続きはまた

 

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