拘縮ケア(2)連合反応による拘縮、足先の変形に注意する [障害者として生きる]
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非麻痺側の筋肉を使いすぎると、麻痺側の筋肉が無意識のうちに突っ張る「痙縮(けいしゅく)・痙性」が起きる。これを連合反応と言います。連合反応による拘縮、足先の変形に注意する必要があります。
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非麻痺側だけを頼り生活していると麻痺側が拘縮しかねません。足先が変形したり震えが止まらないといった症状も出てきます。 片麻痺の人の拘縮予防には、非麻痺側の使いすぎによる連合反応を防ぐことが第一です。 生活期(維持期)以降は、非麻痺側の負担は減らす配慮が大切です。特に立ち上がり、起き上がり、寝返りなどの基本動作は負担がかかります。麻痺側が硬くなっているときは、介護者がサポートしバランスよく動けるようにします |
◆足先や膝に障害が起きやすい。
非麻痺側の手足を酷使しすぎて、残された機能が奪われることもあります。
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