障害者を透明人間にする人(1) [障害者として生きる]
私は普段市の体育館の施設を利用してリハビリすることが多くあります。
そこでは、バスケ等中学校のクラブ活動とよく一緒になります。
中学生の生徒達は私を見かけると、「こんにちは」と結構挨拶をしてくれるのです。
問題は、その指導をされる先生たちです。その中に、リハビリしている私をあきらかに無視すると言うか、存在していない者として振る舞われる方がおられるのです。直ぐ側を通っても知らん顔で、足早に通り過ぎていかれる。
「あれ・・?何で!」どうも不思議な違和感を感じるのです。こんなこと健常者の時は感じたことありません。
不思議に思ってちょっと、書籍やネットで調べてみました。
そうすると街ではよくあることらしいのです。例えば典型的なのは障害者がタクシーを止めようとした時などです。乗り降りに時間がかかり面倒くさく感じるのでしょう。他にも街頭でチラシなどの手渡ししている人に、無視される話などがありました。
他にもニュースで目にする「いじめ」の話があります。いじめで自死した生徒がクラスにいるにもかかわらず、「気づきませんでした」「友人同士でふざけているだけだと思っていました」とか言う先生です。普段の学校生活の中で、自分のクラスで「いじめ」がなかったコトにしていたのです。そのために目をそらし続けるのです。早く時間が過ぎて担任でなくなることを願っているのでしょう。
私のケースでは、普段クラブ活動を通して、上からの目線で、厳しく生徒を叱咤激励し指導している先生。しかし障害者の取り扱い方がわからない。それで、障害者はそこにいなかったものとされるのでしょう。万一トラブって生徒の信頼を失うのが怖いのかもしれません。
それじゃ~続きはまた。