Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
SSブログ

赤い鳥 竹田の子守唄(ライヴ) [映画・音楽・美術]

赤い鳥 竹田の子守唄(ライヴ)



nice!(10)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

果たして障害者の未来は明るいのか!?(8)女性の輝く社会(社会進出)の弊害は [障害者として生きる]

logo2.png

政府が言うところの「一億総活躍社会」は、高齢者から若者まで、全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続けられる社会だそうです。


その様な中で「女性が輝く社会」も目標とされ、「女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)」は、平成28年4月1日施行されました。



女性の社会進出が政府によって推進される。それは大変結構なことなのですが、これを女性の可能性の拡大という、女性個々の問題としのみ捉えるだけでは不十分です。


要するに、女性の労働参加率を上げつつ、子供の出生率も上げ労働人口を維持し、経済成長をはかる政策なのです。


女性が社会進出することにより、経済市場が拡大し活性化します。

子育て世代の女性が社会進出すれば、そこに幼児を預けるニーズがが出てきます。また女性の可処分所得が増えることにより、消費が活発になり、衣食市場も当然活性化します。

政府の狙いはむしろ経済の活性化にあるのです。ですから経済社会にとっては大変いい側面であり、この点は大いに評価できるでしょう。


ただし家庭という視点で考えてみれば、幼年期から親子で過ごす時間はより短くなり、親子関係は当然希薄になっていくでしょう。そういった影の部分もあるということです。

そもそも家庭で子育てに専念する女性は輝いていないのでしょうか!?子育ては、きわめて創造的な仕事だと私は思います。これは動物全般に言えますが、子育ては母親の輝く仕事です。


高度成長期以降、女性パートタイマーは爆発的に増えましたが、子どもたちは精神的な豊かさを享受できたでしょうか?


母親の社会進出は、子供の人格形成に大きな影響があると思います。母親の一生懸命な後ろ姿を見て育つと言うことはもちろんあります。しかし幼年期から親子の触れ合いに乏しい愛情に飢えた子供を大量に生み出す可能性もあります。

 

私自身がそうであっただけに、この弊害は実感しています。ですから女房には、我が子の幼児期は子供の側にいてほしいと要望しました。女房が仕事することを否定したのではなく、子育ての合間に「賃労働」で時間を切り売りする労働はしないでほしいと要望したのです。

 

ちなみに女房は、子供の就学期後半からは、ネット販売をコツコツ続けています。これが私が脳卒中で倒れた後、幾分かの安心感をもたらしました。

 


こういった光と影の双方を見渡して、「一億総活躍社会」「女性が輝く社会」という問題を考えなければならないのです。

 

短期的利益から長期的な不利益が発生することがあるのです。お花畑の気分で、単純に政府の言うこと踊らされてはなりません。

 

それじゃ~また

 

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:健康