障害者を透明人間にする人(3)園長とのメールのやり取りその1 [障害者として生きる]
園長 様
今日の午前中、テントでリハビリしていたメガネと申します。
今日は、私も多少感情的になった面ありました。申し訳ありませんでした。
ただ最初入ってこられた先生が私の存在を完全に無視したため、続いて入ってくる園児の誰一人私に挨拶してくれませんでした。
園児には、障害者を無視してその場所を奪ってもいいんだと、刷り込まれたことでしょう。教育とはそんな小さなことの積み重ねなんだと私は思います。
だから私は園児に聞こえるように怒ったのです。
あなた方がこの件に関して、今どの様な見解に落ち着かれたか私は知る由もありませんが、もし父兄の方々から子供が怯えている等の苦情が出ましたら、私は、どこへでも出かけて説明します。
メガネサル
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メガネサル様
ご丁寧にご連絡頂き、申し訳ございませんでした。
仰ることはもっともなことであり、後で担任達に確認すると自分達も園が借りているという気持ちや、またこの30分の空いた時間にこの競技をやろうとあせり、失礼な態度になってしまったと反省しておりました。
私が子ども達を園に帰したのは担任との信頼関係や、また園児の中にも色々な家庭環境の子どももおり、家族の怒鳴り合いにより男性の大きな声にパニックを起こしたり、フラッシュバックを起す場合もあるので、その場から離れさせてしまいました。
メガネサルさんのお気持ちを無視した形になってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
園に戻って、子ども達に説明し、また職員にもどうすべきだったのか考えなおしてほしい、またいくら園で借りているとはいえ、使用されている場合は相手の方としっかりお話しをして出来る範囲でお互い譲り合いながらお借りしなければならないのではないかと注意させて頂きました。
昨年私が職員にお願いした言葉に「傲慢にならず、謙虚な心で子どもと接して下さい」
だったのですが、メガネサル様が仰ったように職員には響いていなかったことを改めて実感し、
私も含めもう一度心を入れ替えて子ども達と向き合わなくてはいけないと思っております。
今回のことは本当にこちらの失礼な態度が招いたことであり、今回のことでメガネサル様の体調に影響が出たのではないかと気になっております。(父=脳卒中片麻痺も気分によっては血圧が上がったり、体調が悪くなっておりましたので・・・)
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それじゃ~続きはまた